保育園にとって、保育補助は大切な存在です。
日本の保育園の約90%以上が保育補助を雇用しており、もはや保育補助なしでは保育が成り立たないでしょう。
しかし、保育補助として働くうえでの苦労は大きく、特に初めて保育補助に入る人の不安は大きいものです。
『職場になじめるのか?』『何をしたらよいのか?』など初めてだと分からないことだらけでしょう。
そんな不安を解消し、仕事が楽にできるコツを、今回の記事で紹介させていただきます。
最後まで読めば、保育補助として働くことが楽しくなり、前向きに保育園と関われるようになりますよ。
それでは、さっそく内容を見ていきましょう。
参考資料:全国保育協議会報告書
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保育補助が初めてだと不安な点
保育補助として初めてはたらく場合、不安と緊張があるでしょう。
①職場の人間関係になじめるか不安
保育補助にかぎらずですが、はじめて出勤する場合、職場の人間関係になじめるかどうかは、大きな不安でしょう。
とくに保育補助の場合は、職場での立ち位置がむずかしいケースも多く『人間関係が難しい』と感じられる人も多いです。
性格的に問題がある保育士と組むと、心を病むほどになる可能性もあるので、注意が必要です。
関連記事:保育補助のいじめはツラい
②子どもとの関わり方が不安
子育ての経験があったり、学校で保育の勉強をしていたりしても、実際に現場で多くの子どもと関わることは、不安になることも大きいでしょう。
実際に子どもは、個々により発達度合がぜんぜん違うため、思うような関わりが出来ずに頭を悩ませる人も多いです。
③仕事をおぼえられるか不安
保育補助の仕事のメインは保育士のサポートで、具体的な仕事範囲は個々の保育園によってちがいますが、業務量は多くなりがちです。
『迷惑をかけないように、早く仕事をおぼえなきゃ』と焦って失敗を繰り返すと、自信を無くしがちになってしまいます。
保育補助の仕事内容
保育補助の仕事の範囲は、保育園によりさまざまですが、基本的には保育士のサポート業務で、正職の保育士の指示のもとに働きます。
・後片付け
・掃除、皿洗い
・おむつ交換
・寝かしつけ
・おもちゃや哺乳瓶の消毒
・雑用
ただし、保育園により違いが大きいので、入職前によく確認が必要です。
小規模な無認可保育園だと、保育補助でも保育士と同じ仕事内容である場合も多いので、保育のお仕事が初めての人は注意が必要ですね。
お勤め後に『こんなはずじゃなかった』なんてミスマッチは、よくあることです。
初めての保育補助の仕事が楽にできるコツ5つ
何かと気を使う場面が多い保育補助ですが、仕事が楽にできるコツ5つを紹介いたします。
①仕事範囲はどこまでか確認する
保育補助は、どこまでやったら良いのか、どこからがでしゃばりなのか、迷いがち。
『なんでここまで保育補助がやらないといけないの!』と思ったり、『保育補助は、そこまでやらないで下さい』なんて言われたりする可能性もあるでしょう。
事前に担任保育士と話し合い、基本的な業務範囲を確認しておきましょう。
また、保育園によっては、保育補助の仕事範囲が決まっている所もありますので、面接などで事前に確認できるとよいですね。
②担任に相談しながら進める
仕事範囲を明確にしても、トラブルなど業務予想外のことは起こりますよね。
その時は、なるべく担任に相談しながら進めるとよいでしょう。
相談なしで進めると、保育士はプライドが傷つけられと思い、のちの仕事がやりにくくなります。
③でしゃばりすぎない
あなたより年下でも、あなたより経験が浅くても、正職の保育士はプライドがあります。
中には『保育士が上、保育補助が下』なんて意識の人も多くいます。
その立場をつぶすようなことが無いよう、でしゃばり過ぎないよう気を付けましょう。
上から目線や、私のおかげ感を出すと、関係が一気に悪くなりますので。
④先を読む
保育補助は、保育士の指示に従い行動が基本ですが、先を読み行動することで、心理的負担を減らせます。
『〇〇先生は次に△△の指示をしてくるから、先に準備しておこう』などです。
あくまでも保育士が主体ですが、その都度ふりまわされるのでなく、自分でも事前準備をしておけば、あなたの評価もあがるでしょう。
⑤担任と一緒にクラスを盛り上げる
担任と一緒に、クラスを盛り上げてくれる保育補助は好かれます。
好かれることで仕事もラクにこなせるようになるでしょう。
元気な声で、対応も早く、子どもや先生方の笑顔を引き出すような存在でいたいですね。
ただし、主役としてでなく、フォローとして盛り上げる役であることを意識しましょう。
保育補助の雇用と給料
次に保育補助の雇用とお給料を見ていきましょう。
①保育補助の雇用
保育補助の仕事は、保育士の資格がなくてもできます。
一般的に雇用形態は、アルバイトやパートなどの非正規での雇用です。
正規職員ではないため、残業や休日出勤などはなく、主婦や学生がアルバイトで働くケースと相性がよいです。
担任などの責任職につくことも無いのが一般的です。
②保育補助のお給料
保育補助のパートやアルバイトのお給料の相場は、900円~1300円ほどです。
都道府県の地域や、保育園によって賃金差が大きいので、要チェックですね。
また『派遣保育士』の場合、時給相場が1200~1800円前後に上がります。
保育園での直接採用でなく、派遣会社での採用後、保育園に派遣という流れになりますが、業務内容は同じなので人気があります。
派遣の相談関連サイト:ほいく畑
関連記事:派遣保育士で働くメリット
あなたに合った保育園を見つけよう!
保育補助として、あなたに合った保育園を見つけるためには、いくつかのポイントが有ります。
①保育補助の仕事範囲がはっきりしてるか
自分の責任範囲が明確でないと、どこまでの範囲の仕事をしてよいか分かりません。
範囲がはっきりしないと『でしゃばり』なんて言われたり、責任範囲外の事を押し付けられる可能性もあります。
応募や面接時に、保育補助の業務範囲は必ず確認し、保育園側の答えがあいまいな場合、業務範囲を明確にしておきましょう。
お互いのミスマッチングを避けるためです。
②保育園の見学をさせてもらう
働く前に保育園の見学をさせてもらいましょう。
・保育園の雰囲気
・保育士の年齢層の偏り
・こどもの様子
これらの様子をみて、直感的に違和感を感じるような場合は、入職を避けた方が無難です。
『なんか違和感あるな~』は、大半の確率であたるものなんです。
③転職エージェントの情報を利用する
転職エージェントは、これまで数多くの人を保育園に就業させてきました。
過去何十年にわたる情報をもってるので、この情報を利用しない手はないです。
保育園の雰囲気、園長の人柄、保育士たちの様子など、園の内部情報も多くもっており、あなたの状況にあわせた園を紹介してくれるでしょう。
また、一般に公開されている求人以外に、条件の良い非公開求人も隠しもっており、しかも完全無料なので、ためらいなく利用おきましょう。
④困った時のメンタルケアや法律サポート
保育補助としてはたらき、いじめやパワハラに遭ってしまった場合、下記へ相談もしてみて下さい。
メンタル面や法律面でのサポートが期待できるでしょう。
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