転職したいけど、多くの転職を繰り返し、不安になっている保育士さんも多いでしょう。
保育業界は転職する人が多く、3-4回の転職なら、採用に問題はありません。
しかし、5回6回と転職を繰り返すと、心配にもなりますよね。
結論的には、転職回数をそんなに心配する必要はありませんが、場合により、退職の理由で不利になる可能性があります。
そこで今回は、保育士が転職を繰り返すデメリットと、次の転職で失敗しないためのポイントを解説いたします。
もう転職で失敗したくない方や、仕事で悩みたくない保育士さんは、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
ガマンしてたら、いつか良くなるかも…(泣)
こんなふうに、ツラい職場でガマンしている保育士さんはたくさんいます…
しかし、転職して幸せになった人は多いのに、ガマンを続けて幸せになった人は聞いたことがありません。
ある友人は言いました「転職して3年半、あの時辞めてホントに良かった。あのままだったら危なかったよ…」と。
時間はあなたの命そのもの。 はじめの一歩が大切です。 あなたも必ず変われますよ!
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保育士で転職を繰り返すと不利なのか?【気にしすぎない】
転職の回数が多くなってくると、不安になってくる保育士さんもいるでしょう。
たしかに、1年に3回4回と転職を繰り返したり、20代で10回の転職を経験したというようなケースでは、転職での印象が悪くなることもあるでしょう。
しかし、よほどひどい退職理由や転職歴でなければ、大きな心配をする必要はありません。
・圧倒的に保育士不足
・スキルと人柄重視の保育園が多い
このような理由があるので、転職回数の多さを、気にしすぎることはありません。
ちなみに、短大卒の保育士の約40%は、3年以内に保育園を辞めて転職しています。
参考:平成28年度厚生労働省の「新規学卒者の離職状況」
どのくらいの転職回数だと不利?
ではいったい、どのくらいの転職を繰り返すとアウトになるんでしょう?
何回までならセーフで何回からアウトという、明確な線引きはありませんが
・5-6回なら前向きな対策でOK
・7回以上はそれなりに対策が必要
・10回以上はデメリットになりやすい
年齢や経験年数でのちがいはあると思いますが、おおよそこんな感覚で間違えないでしょう。
では、転職回数が多すぎると、どんなデメリットがあるのか、次の章からみていきますね。
転職を繰り返す保育士のデメリット【不利になる理由】
では、転職回数が多すぎると、どんなデメリットがあるのでしょうか?
①書類選考で落とされる可能性が高まる
応募人数が多い保育園では、書類選考の段階で、落とされてしまう可能性があります。
保育園としては、なるべく長く働ける人を採用したいからです。
転職回数が多すぎると「またすぐに辞めてしまうのでは…」という印象を与え、不利になってしまいます。
②キャリアアップがしにくい
1つの保育園で長く働きつづけると、副主任や主任など順次キャリアアップしていくことでしょう。
それと同時に、お給料も上がっていきますよね。
転職回数が多くなると、その都度あたらしい保育園で初めからスタートになるため、キャリアの積み重ねがし難くなります。
③面接で転職理由の詳細を聞かれる
すぐに辞められると、保育園側も困ります。
そのため転職回数の多い人は、退職の理由を詳細に聞かれる可能性があります。
面接官が十分に納得する退職理由を練ることが必要ですよね。
▼関連記事
保育士が1週間で辞めたくなった場合の注意点とやるべきコト
転職を繰り返す人の特徴
では次に、転職を繰り返す人の特徴をみていきましょう。
心あたりのある方は、気をつけてみて下さいね。
①勢いで行動してしまう人
あと先をあまり考えずに、勢いで行動していまうタイプの人は、転職を繰り返しがちに…
職場でイヤなことがあってケンカをしてしまい、勢いで辞めて転職を繰り返すようなパターンです。
なにかイヤなことがあっても、いったん冷静になって、自分の将来を考えながらの行動が大切ですよ。
②飽きっぽい人
飽きっぽい性格の人も、転職を繰り返すことがあります。
職場の雰囲気に慣れ仕事を覚えると、次の刺激が欲しくなり、新しい環境を求めたくなるのです。
20代のうちは、経験豊富というアピールもできますが、30代になれば「入職しても続かない」と思われるので注意が必要ですね。
③保育園への理想が高すぎる
保育園への理想が高すぎ「こんなはずじゃなかった…」となる人も、転職回数が多くなりがちに…
「100%理想通りの保育園は存在しない」と考えておいた方が良いでしょう。
あなたが「譲れない条件」と「妥協してもよい条件」を明確にして、転職活動をすすめることが大切ですよ。
④コミュニケーション能力に問題がある
・いつも周りと衝突してしまう
・緊張し過ぎてミスを重ねる
転職のたびに、このような問題を抱えるひとは「自分が壁を作っているのかも…」と、いったん考えてみましょう。
職場での人間関係の悩みは、下記記事も参考にしてみて下さいね。
どうにかしたい保育士の最悪な人間関係…人生変わる考え方のコツは?
⑤自己分析が不十分な人
自己分析が不十分ということは、自分のやりたいことや、自分の性格を理解できていないことです。
自分のやりたいこと、自分のスキル、自分の性格をよく把握し、あなたに合った職場を見つけることが大切です。
心配な人は、転職エージェントに相談もできます。キャリア相談にのってくれるだけでなく、あなたに合った保育園を無料で紹介してくれますよ。
保育園とのやり取りや給与交渉もやってくれるので、ぜひ活用してみましょう。
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転職が多く心配な保育士の対策【面接の転職理由対策】
つぎに、転職が多くて心配がある保育士の対策をみていきましょう。
①在職中に転職活動をする
転職回数が多く不安な人は、在職中に転職活動をして、転職先を決めるのが良いでしょう。
・あなたが主導権を持てる
・退職時も強気に出れる
このような理由から、在職中の転職活動がおすすめです。
あなたに合った保育園をじっくり選びましょう。
在職中の転職活動は、転職サイトに登録して、条件に合った求人を紹介してもらいましょう。
保育園とのやり取りや情報収集だけでなく、給与交渉も無料でやってくれますよ。
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②履歴書の内容を充実させる
転職回数が多くても、魅力的な履歴書や経歴書であれば、書類選考で合格する確率が上がります。
自分が満足する内容でなく、採用側が知りたいことや意向に合った内容にするのがポイントです。
・園が求めるスキルや人材像の把握
・自分のスキルや性格との照合
・どのように園に貢献できるかアピール
これらのポイントをまとめ、読む人が読みやいようにすることで、転職回数が多くても書類選考を通過することができます。
また、保育園の情報を知るためにも、前述の転職エージェントから情報を集めましょう。
登録することで、保育園の内部情報や面接官の人柄、面接時の質問内容などの情報も手に入りますよ。
③前向きな転職理由への転換
書類など入念に準備していても、面接では転職する理由を聞かれますよね。
ここでネガティブな転職理由をそのまま伝えると、採用側の印象が悪くなるケースがあります。
本当の退職理由がネガティブな理由であっても、前向きな理由へ転換して伝えましょう。
園長のパワハラがひどく、耐えられませんでした。
園長から熱心に指導して頂きましたが、こちらの提案や意見をあまり聞き入れてもらえない環境でした。私自身としては自分で考え工夫をして仕事に取り組みたいと思っており、今回転職を決意させて頂きました。その中で御社の風通しの良い雰囲気に魅力を感じ、応募させて頂きました。
お給料が安すぎて、続けられませんでした。
前職では責任ある仕事を任せて頂き、やりがいを感じて仕事をしていました。ただ非常に申し上げにくいのですが、今後の人生設計を考えると、給与の面でとても厳しい状態にありました。お世話になっている保育園で、申し訳ない気持ちではありますが、御社で成果を出して、経済面でも安心できるようにしたいと考えております。
④転職が多い理由を聞かれた時のポイント
「なぜ転職回数が多くなっていると考えますか」という質問をされる時もあるでしょう。
・労働環境が大きく変化した
・チャレンジしたいことがあった
これらの理由は、説明しても問題ありません。
しかし、それぞれの転職での退職理由を全部答えると、言いわけがましく聞こえる場合もあります。
とくに人間関係でのトラブルでの退職は、退職理由には不向きなので、あえて言及はしない方がよいでしょう。
またポイントは「今回で最後の転職と考え、腰を据えて御社に貢献したい」という決意を語ることです。
これにより、より前向きな雰囲気を作り出すことが出来ます。
関連記事:転職が怖い保育士が上手に転職する方法
関連記事:保育士は引く手あまた?人生トクする転職の方法を解説!
失敗しないための保育園選び
次に転職するなら、長くはたらける良い保育園を選びたいですよね。
もういろいろな理由をこねくり回して、転職活動をするのも疲れてしまいますから。
そこでこの章では「もうこれで最後の転職」という、ホワイト園を選ぶ方法をみていきますね。
①求人票から見分ける
求人票を見て以下を確認しておきましょう。
②園の見学で見分ける
保育園の見学は、ホワイトかブラックかを見分ける最大のチャンスです。
③面接で見分ける
最後の関門、面接でホワイトかブラックかを見分けるポイントです。
下記はブラック保育園にありがちな面接内容なので確認しておきましょう。
関連記事:悪いブラック保育園の特徴
④転職エージェントを使ってみよう
良い保育園を見つけるためには、転職エージェントを活用するのが良いでしょう。
ハローワークやWEBで一般公開されてない優良求人があるとともに、保育園の内部情報を得ることができるからです。
これらの情報を無料で教えてくれますよ。
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まとめ:自分を見つめ直しながら、あなたに合った保育園で働こう!
さまざまな事情があり、転職回数が多くなってしまった保育士さんも多いことでしょう。
場合によっては、転職回数が不利になるケースもありますが、基本的には転職回数を気にする必要はありません。
前向きな転職理由の説明で、十分にカバーできます。
だからといって、むやみに転職を繰り返すのではなく、それぞれの転職に意味をこめて、ベストの環境を目指していきましょう。
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