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「体調不良で辞めたい…」と思う保育士さんも多いことでしょう。
しかし、すぐには退職できない…と悩む人も、また多いはずです。
・上司に引き止められそう…
・周りの先生に迷惑をかける…
こんなことを考えると、体調不良のまま、いつまでも退職できませんよね。
そして、体調不良を理由に「退職したい…」と伝えても、「少し休めばいい」と言われて辞めさせてくれないことも想像できます…
そこで今回は、体調不良で退職したい時、どのように対処するのが正解なのかを解説していきます。
また、次の転職先での面接対策や、公的支援制度についても紹介します。
ぜひ最後まで読んでみて下さいね。
保育士が体調不良で辞めたい時にすべきこと
①体調不良が理由で退職はできる【年度途中でもOK】
まず、体調不良で保育園を退職することは可能です。
年度途中でも退職できますが、年度途中での退職に対して、文句を言われる場合もあるでしょう。
しかし民法上は、14日前に退職を申し出れば、退職できることになってます。
保育園の基準より、民法の方が強いのが、法律上は問題ありません。
ただ礼儀としては、最短1ヵ月~2か月ほど前に申し出るのが良いとされています。
参考記事:保育士が急な退職を決める前に考えるべきこと&NG行動
②上司に体調不良を伝える
体調不良で退職したい時、その意思は誰に伝えるのがよいのでしょうか?
その意思を伝える相手は、やはり「直属の上司」です。
直属の主任などの上司をとばして、園長に直接伝えるのはNGです。
上司に伝えるタイミングも、休憩中などではなく、しっかりと2人で話せる場を設けてもらいます。
そして、体調不良の状況と退職の意思を伝えましょう。
③医師の診断書を準備しておく
「体調不良で辞めたいです」というだけでは、説得力がありません。
そのため、退職の意思を伝える時に、医師の診断書が準備できれば理想的です。
医師の診断書は必須ではありませんが、診断書があれば、話がスムーズに進みやすくなります。
診断書は6000円前後で発行してくれますよ。
④就業規則を確認しておく
体調不良で退職を考え始めたら、保育園の就業規則を確認しておきましょう。
就業規則がある場合、年度途中の退職や・退職申し出の期間・退職届の書き方があるはずです。
基本的には、就業規則に従うのがベターですが、これはあくまで会社のルールです。
万が一、就業規則を破っても違法性はありません。
退職希望日の2週間前に告知をすれば、問題なく退職できます。
就業規則がない場合は、民法のルールに従い、従業員はいつでも退職の申し出が可能です。
(ただし、10人以上の社員がいて、就業規則がないのは違法です)
あなたの体調と、保育園の状況を見て、退職日の相談をしましょう。
⑤申し訳ない思いを伝える
体調不良で退職する時、礼儀として「申し訳ない…」という思いを伝えましょう。
「力不足で申し訳ない…」という部下の言葉を聞けば、上司としてもイヤな気持ちにはなりません。
そして、退職もスムーズに進む可能性が高まります。
⑥「休みながら」ではダメな旨をハッキリ伝える
「治療しながら仕事はできないの?」と多くの上司が聞いてくるでしょう。
しかし「それはできない」とハッキリ伝えましょう。
「時短勤務や出勤日を減らす」という提案を受けるかもしれません。
もちろん、あなた自身がその提案を良いと思えば、働き続けるのもアリです。
しかし、退職したい意思が強ければ、このような交渉に応じない方が得策です。
「ご提案はありがたいのですが、仕事も治療も中途半場になるので、今回は退職して治療に専念するつもりです」と。
体調不良のまま仕事を続けると…
では次に、体調不良のまま仕事を続けると、どうなるのかを見ていきましょう。
①体調が悪化し回復が遅れる
体調不良のまま仕事を続けると、症状が悪化します。
症状が悪化すれば、復帰するのに時間もかかります。
また、復帰しても再発に苦しむケースも多くあります。
体調不良と一緒に、うつ病をこじらせてトラウマを抱えてしまえば、社会復帰が難しくなることも…
②業務に支障をきたす
体調不良のまま仕事を続けると、仕事のミスが多くなったり、欠勤が増えますよね…
その結果、業務に支障をきたすことになります。
またミスが増えることで、自分の自信を失い、さらにミスを重ねることになります…
悪循環になるので、治療を優先するか、環境を変えて働くのが良いでしょう。
退職のことで悩み過ぎたら「退職代行サービス」
いざ退職を決めたとしても「退職を言い出すのが怖い…」と思う人もいるでしょう。
そんな人には、退職代行がオススメです。
退職代行にはこのようなメリットがあります。
3万円ほどの利用料はかかりますが、ストレスなく辞められるメリットも大きいでしょう。
辞めるんですは、あと払いも可能で、評判の良い退職代行なので、ツラい人はぜひ相談して下さいね。
体調不良で退職時したい時の公的支援制度
体調不良で退職するとき、気になるのは「お金」の問題です。
そこで、体調不良で退職時したい時の公的支援制度をみていきましょう。
①すぐに退職しないなら「傷病手当金」
体調不良で苦しんでいても、すぐに退職しないで「疾病手当金」をもらう方法もあります。
体調不良で3日以上休む場合、「疾病手当金」を受取れる可能性があります。
「疾病手当金」は、給料のおよそ2/3の額が受取れます。
まずは「疾病手当金」を受取り、体調の回復につとめましょう。
②「失業手当」は期間の延長手続きをする
退職後にもらえる「失業手当」ですが、体調不良で退職した場合、この「失業手当」は申請できません。
なぜなら「失業手当」は、「すぐにでも働きたい人の就業を支援する制度」だからです。
そのため体調不良でしばらく働けない人は、「失業手当」の申請をできないのです。
そして、失業手当を受け取れるのは1年という制限もあります。
そのため、体調不良が続きそうなら、早めに「失業給付の受給期間延長手続き」を行ってください。
詳しくは:厚生労働省 再就職手当
転職の面接で退職理由を聞かれたら?
体調不良が原因で退職したのち、体調が回復すれば、転職活動をすると思います。
ここでは、その転職活動での対策をおさらいしておきます。
①まずは体調を回復させよう
まずは体調を回復させましょう。
転職活動は、思った以上に気力と体力を消耗します。
長ければ3ヵ月以上の期間が必要になることもあります。
金銭面と相談しながら、まずはゆっくりと回復させましょう。
②体調不良が退職理由と伝えてもOK
退職理由については、正直に体調不良のためと伝えてもOKです。
なぜ体調不良になったかを伝え、今の体調に問題がないこと述べましょう。
さらに、自身の体調管理の見直しについて述べられると良いですね。
③転職サービスの活用で働きやすい職場へ
新しい転職先は、以前より働きやすい職場を選ばなくてはいけませんよね。
新し職場でまた体調不良になっては、意味がありませんから…
働きやすい職場を見つけるためには、転職サービスの情報を活用しましょう。
なぜなら転職サービスにはコンサルタントが在籍しており、利用者に応じて、最適な転職先を考えてくれるからです。
体調不良が理由で退職したことを伝えれば、「もっと保育士を大切にしてくれる保育園」を紹介してくれますよ。
優良求人が集まるオススメの転職サービスは、保育士バンクです。
残業のこと、給料のこと、保育園の雰囲気など、あなたに代わって調べてくれるので、ぜひ活用して下さいね。
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まとめ:体調不良での退職は逃げじゃない。辞めてもいい!
体調不良での退職は逃げではありません。
体調不良になったら、まずは休む勇気が大切です。
なぜなら、ガマンして続ければ、さらに体調を悪化させてしまうからです。
例えば、ケガをしながらマラソンを走れば、さらにケガを悪化させてしまうようなもの。
ケガの悪化により復帰が遅れたり、選手生命が終わってしまう可能性もありますよね。
あなたもマラソンを走っているようなものです。
体調不良というケガを負ったまま走るのは、負担が大き過ぎます。
「もう保育士ムリ…体調が限界…」と思ったら、思い切って決断することも大切ですよ。
ちなみに、今回紹介した転職エージェントは、あなたの体調不良での退職や転職にも、親身に相談に乗ってくれます。
「体調不良で辞めたい…」「もっと働きやすい所を紹介して欲しい」という人は、ぜひ相談して下さいね。
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