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保育士に、子どもへの愛情不足を指摘され、悩んでいる人は意外に多くいます。
また「保育士だからって、なにがわかるの!?」と気分を害する人もいます。
でも実際、保育園の先生は何を見て「お母さんの愛情不足です…」なんて言葉がでるのでしょうか?
そこで今回は、愛情不足の子どもの特徴や、満たされている子どもの特徴を見ていきます。
そして「保育士から愛情不足なんて言われても気にする必要はない」とういう内容でお送りします。
保育士に親の愛情不足はわかるのか?
まずはじめに、保育士に親の愛情不足は分かるのか?を見ていきましょう。
たしかに保育士は、多くの子どもや保護者と接しており「親の愛情が不足しているのでは…?」とカン付くこともあるでしょう。
しかし、子どもの個性や性格もあり、100%親の愛情が不足している!なんてことは言えないはずです。
「お母さん、子どもへの愛情が不足しているから、こんな行動をするんですよ」なんて言う保育士がいたら、保育士の傲慢であり、保護者を見下している心が透けて見えるのです。
愛情不足の子どもの特徴
「愛情が不足している!」とは100%言えないものの、愛情不足かも…というような子どもの特徴を見ていきましょう。
①寂しく不安そうな表情
子どもは、喜怒哀楽の感情をそのまま表にあらわしますが、なかには表情が変わらず、子どもらしい伸びやかさがまったくない子がいます。
もともと表情が変わらないことが個性の子どももいます。
しかし愛情不足の子どもは、つねに心に不安を抱え、寂しそうな表情をみせることが多いのです。
②保育士の先生への甘えが強い
両親からの愛情が不足していると、保育士など大人への甘えが強くなります。
これは通常の甘えではなく、まとわり付き独占しようとするような甘え方になります。
大人からすると、違和感があるような甘え方になるでしょう。
③ウソを繰り返す
愛情不足で子どもが寂しい思いをしていると、ウソをついて関心を集めようとする場合があります。
一度ウソをついて関心を集めることができると、さらにウソをつき、ウソを重ねるようになってしまう子どももいます。
④無意識なクセが多く出る
子どもが甘えたくても甘えられないなど、愛情不足を感じるとき、無意識なクセがでることがあります。
指をしゃぶったり、ツメを噛んだり…という行動をすることで、精神の安定をはかろうとします。
その行動が一時的ではなく常態化するような場合は、注意が必要でしょう。
⑤全部自分でやろうとする
愛情不足の子どもは、全部自分でやろうとする場合もあります。
子どもは、甘えにより愛情を確認する場合がほとんどです。
しかし、必要以上に全部自分でやろうとする子は、甘えることは許されないと思っていることもあります。
⑥色彩に乏しい絵を描くことがある
子どもが描く絵を見ると、その子の精神状態が分かると言いますよね。
たしかに、寂しく不安そうな子どもの絵は、子どもらしい伸び伸びした感じがなく、色彩に乏しい場合があります。
絵から悲しみを感じたり、黒く塗りつぶすような絵を描く場合、注意が必要でしょう。
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愛情で満たされている子どもの特徴
では次に、愛情で満たされている子どもの特徴を見ていきましょう。
①明るく前向き
親の愛情をたっぷり受けて育った子どもは、明るく前向きな子が多いです。
自分の感情を素直に表現し、大人の顔色を伺ったりせず、伸び伸びとしています。
そのため、前向きに色々なことに挑戦し、成長も早いものです。
②気持ちが安定している
愛情たっぷりに育った子どもは「いつでも自分は愛されている」という安心感があります。
そのため、自己肯定感が高く、気持ちが安定しています。
その安定した気持ちが、さまざまな場面での心の土台となります。
③家族が大好き
愛情で満たされた子どもは、自己肯定感が高く、自分のことを大切にできます。
それと同時に、家族も大好きで大切にできるのです。
幼少期の子どもへの愛情が、家族の一生の土台を築くと言っても良いでしょう。
④友達を大切にする
愛情で満たされた子どもは、心に余裕があります。
そのため、友だちに意地悪をしたりすることはなく、友だちを大切にできます。
自分が楽しいことに夢中になって、他人をいじめるようなことは、楽しいなんて思わないのです。
⑤好奇心が強く行動力がある
愛情たっぷりに育った子どもは、好奇心が強く行動力があります。
なぜなら、そのように行動して失敗しても、親から見捨てられないという安心感があるからです。
そのため、子どもは伸び伸びと挑戦し、成長も早くなるのです。
愛情たっぷりに子どもを育てる方法
では次に、愛情たっぷりに子どもを育てる方法を見ていきましょう。
①笑顔で話しを聞く
子どもは、大好きなパパママに自分の話しを聞いてもらいたいものですよね。
そのため、子どもが話しする時は笑顔で話を聞いてあげましょう。
そうすることで、子どもは受け入れられたと感じ、心が満たされます。
まちがっても、スマホをいじりながら「フーン」だけ…なんてことにならないように…
②一緒に楽しむ
一緒に遊んだり、お掃除したり…と一緒に楽しむことで、子どもの愛情不足が解消されます。
おススメなのが、簡単なお手伝いをお願いすること。
テーブルを拭いたり、お皿を運んだりと、簡単なことをしてもらい「助かった!」「ありがとう」と声をかけてあげましょう。
そうすることで、子どもの自己肯定感も高まりますよね。
③スキンシップを取る
スキンシップを取ることで、子どもは愛情を感じやすく、心は満たされ安定します。
ギューッと抱きしめてあげたり、頭をなでてあげると、子どもは嬉しいものですよね。
忙しく余裕がない…というような場合でも、1日数回はギューッとハグしてあげましょう。
④「大好き」と伝える
やはり、愛情を伝えるには「あなたが大好き」と、言葉で直接伝えることです。
「言わなくても分かるだろう…」と思っていても、言葉で出して伝えることで、より子どもに安心感を与えることができます。
子どもの様子を気にかけながら「大好きだよ」と言ってあげて下さいね。
⑤1人の人間として尊重する
子どもを、1人の人間として尊重する姿勢は、とても大切です。
「親の言うことを聞かせよう」という気持ちがあれば、子どもの自己肯定感は下がり、親子関係が悪くなります。
小さいながらも子どもの意見を聞き、一方的に親が決めつけないことで、子どもは親の愛情を感じ、他人も大切にすることを学ぶでしょう。
⑥完璧な親にならない
親になると「子どものために完璧な親になろう」と、気を張り過ぎてしまうかもしれません。
しかし、親が完璧になろうと意識するほど、子どもにも無言で完璧を要求してしまうことになります。
そうすると子どもは疲れ、いつしか心は離れてしまうことも…。
親自身が心の緊張をゆるめ、子どもと楽しむ気持ちが、親子の愛情を深めてくれるでしょう。
まとめ:子どもを愛する気持ちに自信をもっていこう!
ここまで、愛情不足の子どもの特徴や、愛情をもって子どもを育てる方法を見てきました。
でも、仕事をしている両親は日々忙しく、子どもと関わる時間が思うように取れずに悩むこともあるでしょう。
そんな中、保育園で保育士に「親御さんの愛情が不足しているようです」なんてコトを言われたら、ショックも受けますよね。
しかし結局、保育士だって赤の他人です。
言うだけで責任はとってくれませんし、「愛情不足です」なんて言い放つ保育士には、傲慢さも見えます。
必要以上に、保育士の言うことを気にし過ぎることはありません。
「あなたの子どもへの愛情の気持ちがあるかどうか」が大切です。
あなたの子どもを愛する気持ちに自信をもって、たくさん愛情表現をしてあげましょうね!
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