・主任がツラくて、保育園を辞めたい…
・子どもは好きだけど、主任はムリ…
保育士で主任に向いてない人の特徴
まずはじめに、保育士で主任に向いてない人の特徴をみていきましょう。
①内向的すぎる人
内向的すぎる人は、主任に向いてないと言えます。
なぜなら内向的な人は、目立つことが嫌いで、受け身の人が多いからです。
そのため組織の中心者となり、みんなをリードすることが苦手です。
しかし内向的な人は、相手の気持ちが分かり、じっくりと深い関係を築くことが出来ます。
大きな声で引っ張るだけがリーダーではないので、あなたの良い面を活かすように考えましょう。
②なんでも1人でやる人
なんでも1人でやろうとする人も、主任に向いてない人の特徴です。
・他人を信じられず任せられない
・人に頼むより自分でやる方が早い
このような理由から、なんでも1人でやろうとする人もいるでしょう。
しかし、チームとして保育の仕事をする以上、コミュニケーションを取りながら動けるように意識することも大切です。
③相手に尽くすタイプの人
相手に尽くすタイプの人も、主任に向いてない人の特徴です。
相手に尽くしすぎる人は、相手を尊重しすぎ自信をもてません。
そのため、周りを気にし過ぎてしまい、自分の意見も言えなくなります。
しかし、相手の意見を聞きながら、自分のことも大切にするバランス感覚が重要なので、自分の心の声も大切にしてみましょう。
④すぐ感情的になる人
すぐに感情的になる人も、主任に向いてない人の特徴です。
主任になれば、チームの運営や部下の動きなど、自分の思い通りにならないことが多く起こります。
そのたびに感情的になれば、周りは困惑し信頼を失ってしまうのです。
周りを許す気持ちをもつことで、周りからの信頼を勝ち取れることを心得ておきましょう。
⑤自己主張が強すぎる人
自己主張が強すぎる人も、主任に向いてない人の特徴です。
なぜなら主任は、保育士と運営側の調整する役割もあるからです。
現場にも、運営側にも、自分の主張のみを通そうとすると、組織の歪みが大きくなってしまうのです。
周りの意見をくみ取りながら、どう対処するのが一番良いのかを意識できると良いですね。
⑥グチ・悪口を言う人
グチ・悪口を言う人も主任には向いていません。
主任は、園長や経営者に近い立場にいるので、グチ・悪口を言うと現場への影響が大きいからです。
主任は時に、園長や経営者のネガティブな面に接することもあるでしょう。
そこに不満を持ち、グチ・悪口を言ってしまうと、上司からも部下からも信用を失うのです。
⑦人の成果を喜べない人
人の成果を喜べない人も、主任に向いていない人の特徴です。
主任という管理職になると、自分個人の仕事より「チームとしての成果」「部下の成果」が自分の評価になります。
組織がスムーズに動き、部下が成長することが、あなたの評価になるのです。
そこにやりがいを感じられる人は、主任に向いていると言えるでしょう。
主任に向いてないと悩む時の対処法
次に、主任に向いてないと悩む時の対処法を見ていきましょう。
①リーダーの理想像を捨てる
「主任に向いてない…」と悩む人は、理想のリーダー像にしばられている可能性があります。
・主任は現場の保育士をまとめないといけない
・主任は時に厳しくなければいけない
本当の自分と、リーダーの理想像のギャップに悩んでしまう人は、理想のリーダー像を捨ててみましょう。
リーダーにはいろいろなタイプがあります。支配的にリードするだけがリーダーではありません。
部下のサポートをしながら率いていく「サポート型のリーダー」もいます。
次のパートでリーダーの6型を見ていきましょう。
②リーダーの6型を知っておく
リーダーにはタイプがあり、自分に合ったリーダー像を選んでいくことが大切です。
B:コーチ型
C:関係重視型
D:民主型
E:ペースセッター型
F:強制型
A:ビジョン型
目標や理想をかかげて、引っ張っていくタイプです。
よくイメージされるリーダーがこの型ですが、これが苦手…という人も多くいます。
この型は、カリスマ性があるような人が向いています。
B:コーチ型
メンバーの意見に耳を傾け、その意見を上手に取り入れながら目標に向かう人です。
メンバーの特性を活かすことができ、メンバーも活き活きと働くことができます。
少人数チームでは、このタイプが活きるでしょう。
C:関係重視型
メンバーの間の信頼を重視するタイプです。
メンバーの間に絆を生み、団結して目標達成に向かえるように動く人です。
しかし信頼を築くには時間がかかるため、不満を抱えるメンバーが出ることがあります。
D:民主型
メンバー全員の意見を聞いて、皆で目標を決めていくタイプです。
みんなで意見を出し合うことで、チームワークがよくなります。
しかし、判断に時間がかかり早急な事案には不向きなタイプです。
E:ペースセッター型
リーダーに高いスキルがあり、リーダーが率先して行動していくタイプです。
メンバーは、リーダーの行動を見ながらついていくでしょう。
しかし、リーダーが一人でやり過ぎると、メンバーの成長が遅くなる場合もあります。
F:強制型
リーダーに権力が集中しており、命令的な指示で目標を達成するタイプです。
短期間で効率的に目標が達成できます。
メンバーが指示待ちで受け身の場合は効果が大きいですが、パワハラ的になるケースも出てきます。
③周りに相談してみる
保育士が「主任に向いてない…」と感じたとき、その悩みを一人で抱え込まないことが大切です。
一人で抱え込むと、どんどんネガティブになるからです。
園長や周りの先生など、信頼できる人に相談してみましょう。
保育園内に信頼できる人がいなければ、外部の人でもOKです。
とにかく、ひとりで抱え込まないことが大切ですよ。
④一人の時間を大切にする
保育士が「主任に向いてない…」と感じたとき、1人の時間を大切にすることも重要です。
主任は、周りへの気配りをしたり、保育園全体の運営の責任を持ったり、大きなプレッシャーのかかる仕事です。
そのため、自分の心に余裕がなければ「もう向いてない…辞めたい…」となってしまうものです。
仕事を離れたプライベートは、1人の時間を大切にストレスを解消させ、自分を褒めてあげることも忘れないで下さいね。
関連記事:「もう保育士の人間関係に疲れた…」~職場ストレスの対処法
どうしても主任になりたくない人は?
では次に、どうしても主任になりたくない人の対処方法をみていきましょう。
①園長に主任降格の相談をする
主任を降りたい旨、園長に相談してみましょう。
保育園側としては「主任を続けてほしい」と、引き止められると思います。
しかし、どうしても主任をやりたくないなら「主任を続けられないので、退職も考えている」と伝えましょう。
保育園側としては、退職されることは避けたいので、主任降格を真剣に検討してくれます。
②働き方を変える
パート・時短・派遣など、働き方を変えることで、主任にならない可能性が高まります。
働き方を変える時の理由としては、家庭の事情など、保育園側が立ち入ることが出来ない理由が良いでしょう。
「主任を続けるのがツラい…」というストレートな理由はNGです。
「サポートするから主任を続けて!」と言われてしまいます。
③転職を検討する
主任を辞めたくても、どうしても保育園が取り合ってくれないこともあるでしょう。
保育園のサポートもなく、責任を押し付けられるだけなら、誰だってイヤになりますよね…
そんな時は、キッパリと転職を検討しましょう。
もっと現場のサポートがしっかりした保育園はあります。
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まとめ
保育士の主任は、ホントに大変な仕事ですよね…
そのため、ストレスがたまったり、自信を失くすことも多いでしょう。
そして「主任に向いてない、もう辞めたい…」と悩むこともあるでしょう。
そんなとき、自分を責めたり、周りのせいにすると、どんどん自信を失くしていきます。
しかし悩んだときこそ、自分の長所を見つめ直し、自分の性格に合った主任になっていきましょう。
あなたは、あなたらしい主任になっていけばいいのです。
それでダメだった時は、しょうがないと腹をくくりましょう。
でも、どうしても主任をやりたくない時は、主任を解任してもらったり、転職するのもOKです。
保育園のサポートもなく、責任を押し付けられるだけだったら、やる意味がありませんから。
もっとあなたのことを大切にしてくれる、あなたに合った保育園はたくさんあります。
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