・少しでもミスをすると主任に怒鳴られる
こんなパワハラ主任のもとで働く保育士は、毎日が憂鬱ですよね…
保育園という小さなコミュニティの中で、パワハラ被害を受けると、逃げ場もなくツラい日々になります。
だからこそ、パワハラ主任の特徴をつかみ、対処法を理解し、自分自身を守ることが大切です。
今回の3分ほどの記事を読めば、パワハラ主任への上手な対応方法が分かるようになりますよ。
実際にどんな行為がパワハラになるのか、事例も紹介してますので、最後まで読んでみて下さいね。
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保育士が悩むパワハラ主任の特徴
まずはじめに、パワハラ主任の特徴をみていきましょう。
①すぐに感情的になる
パワハラ主任は、すぐに感情的になりやすいです。
このような人は自己中心的で、他人の気持ちは考えていません。
全部自分の都合で考え、気に入らないことがあれば、感情をぶつけて相手を支配しようとしてきます。
②プライドが高い
パワハラ主任にありがちな特徴は、プライドが高く、自分の地位や立場ばかり気にすることです。
自分のプライドを傷つけられると、感情的に怒ったり、陰湿なイジメをしてくるケースもあります。
③園長に対して媚びる
パワハラ主任は、上に対して媚びを売り、下に対しては強い態度に出る特徴もあります。
つねに利害関係を考えて行動しているので、園長など権力を持った人に気に入られようとします。
支配欲も強いので、自分より下の人には強い態度でコントロールしようとします。
④完璧主義で神経質
完璧主義で神経質な人も、パワハラ主任になる資質があります。
自分が求める仕事のクオリティを当然のように他人にも要求し、わずかなミスに対しても執拗に指摘してきます。
自分の方針から外れるのが気に入らないので、ネチネチ神経質に監視してくるタイプです
⑤責任感がなく不誠実
パワハラをしてくる主任は、仕事に対して責任感がなく、不誠実なタイプの人もいます。
部下に仕事や責任を押しつけ、自分は少しでも楽をしようとします。
このような人は、自分のミスも他人に押しつけてくるタイプですね。
関連記事:保育士が「主任使えない…」と悩んだ時。解決のための対応策とは?
どんなことがパワハラになるのか?
パワハラの定義はとても曖昧です。
その曖昧さがゆえ、パワハラをされても泣き寝入りしてしまう人もいるでしょう。
ここでは、どんな行為がパワハラにあたるのか、厚生労働省のハラスメント対策資料をもとに確認していきましょう。
①身体的な攻撃型
身体攻撃型の特徴は「殴る・蹴る・物を破壊する」など、直接的な暴力行為です。
これらは犯罪行為にあたるので、分かりやすいパワハラと言えるでしょう。
②精神的な攻撃型
精神的攻撃型のパワハラは、暴言などで精神的に追い詰めてくるのが特徴です。
・長時間にわたる厳しい叱責
・他人の前での執拗な叱責
これらの行動があった場合、パワハラになるとともに、侮辱罪や名誉棄損で告訴できる可能性もあります。
③人間関係の切り離し型
人間関係の切り離し型は『無視・仲間外れ・連絡事項を教えない』など人間関係を切り離してくるのが特徴です。
自分が職場になじめずに孤立しているだけの可能性もあるのですが、明らかに無視されている場合、パワハラと思ってよいでしょう。
④過大な要求型
過大な要求型のパワハラは、無理なノルマを要求したり、終わりきらない仕事を押し付けてきます。
そして、達成できなかったことに対し、厳しく叱責してきます。
さらに、業務とは関係のない、私用や雑用も強制的に行わせようとしてきます。
⑤過少な要求型
過少な要求型のパワハラは「仕事を与えない」「コピーや雑用のみさせられる」といった不服を感じる仕事のみ命じられるタイプです。
気に入らない部下に、あえて仕事を与えないという印象があれば、パワハラと思ってよいでしょう。
⑥個の侵害型
最後の個の侵害型のパワハラは、保育士個人のプライベートに迫ってきたり、職場外でも監視するようなタイプです。
異性への行為は、セクハラとして認定されます。
また、個人情報をにぎり、脅してくるのもこのタイプです…。
関連記事:私の保育園の園長おかしいの?【5分で理解】パワハラ園長の対策方法!
パワハラ事例
では、どんな行為がパワハラにあたるのか、パワハラ事例を見ていきましょう。
またパワハラにあたらない事例も見ていきますね。
①子どもや保護者など、他人の前で怒鳴られる
・他の先生の前で延々と説教される
②ミスに対して人格否定発言をされる
ミスに対して、注意や指導を受ける時もあるでしょう。
しかしその発言が、人格否定に及ぶとパワハラになります。
・「頭も性格も悪いし、子どもにも馬鹿にされてる」
・「あなたがいると、みんなの迷惑なのよ!」
③パワハラにならない事例
次のような場合は、パワハラにあたらない事例として挙げられます。
・誤って相手にぶつかったりする行為
➡暴力行為にはなりません。
・非常識な行為に対して強く注意する
➡精神的攻撃にはなりません。
・少し高いレベルの業務をまかせる
➡過大要求のパワハラになりません。
パワハラ主任への上手な対処法
では次に、パワハラ主任に対する上手な対処法をみておきましょう。
①パワハラの証拠を残しておく
あなたがパワハラと思われる行為を受けた場合、必ず証拠を残しておきましょう。
・暴力や暴言に対しての証人をおさえる
・ボイスレコーダーで録音する
・ケガや物品の破損は写真をとる
②相手にしない
パワハラ行為をしている本人は、相手の困っている様子を見ると、ますますパワハラを強めてきます。
そのため、パワハラを受けても「相手にしない」「眼中にない」という態度を示すことにより、相手に無言で圧力をかけることができます。
また、そのような態度を示すことで、周りの保育士の先生も「またあの主任なにか言ってるよ…」とあきれさせ、あなたの味方も作っていけます。
③園長や本部職員に相談する
園長や本部に相談することで、パワハラが解決する可能性もあります。
しかし、園長や本部に相談することで、かえってパワハラが強くなったり、園長からも風当りが強くなる可能性もあります。
パワハラ主任は、たいていの場合、園長に媚びを売っているケースが多いので、慎重に状況を見極めましょう。
まずは、信頼できる人に相談して、アドバイスをもらいながら進めましょう。
④外部機関や弁護士に相談
パワハラで悩み苦しむ場合、外部機関に無料で相談できます。
・全国各地の労働基準監督署
・法的トラブル相談:法テラス
パワハラ対策の専門家にアドバイスをうけることで、精神的にもラクになるでしょう。
⑤転職する➡最も効果的
パワハラ主任の対処法として、もっとも効果的なのは転職することです。
転職は、今まで紹介した対処法とちがい、パワハラ行為者と縁を切れるからです。
パワハラ主任と縁を切って、優しい先生と可愛い子どもに囲まれる姿を想像してみましょう。
そんな素敵な保育園は、あなが思うより、たくさんあるんですよ。
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まとめ:パワハラ主任のいる保育園で働く価値はない!
パワハラ主任のいる保育園で働くのは、本当に疲れることですよね…
保育園に行きたくなくなり、心の病いを患う保育士も多くいます。
しかし、大切なあなたの心と身体を犠牲にしてまで、パワハラ主任のいる保育園で働く必要はありません。
なぜなら、パワハラのない、人間関係のよい職場は、たくさんあるからです。
しかし「自分には、そんな良い保育園に縁はない…」と思うかもしれません。
そんな方は、転職エージェントに相談してみましょう。
何千人という、転職希望の保育士を面倒みてきた専門家が、たくさんの良い案件を紹介してくれますよ。
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そして転職したのち、笑顔で主任にこう言ってあげましょう。
「おかげさまで、以前より楽しく働ける職場に転職できました。先生も頑張って下さいね」と。
少しだけ上から目線の感じで言うと、主任は歯ぎしりして悔しがるでしょう。
また、パワハラでメンタルが限界をむかえてしまったら…下記にも相談してみて下さい。
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