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「園長になって、自分の理想の保育園を作ってみたい」という保育士も多くいると思います。
『でも私に園長がつとまるのかしら?』など、不安が大きい人いるでしょう。
そこで今回の記事では、下記内容でお送りいたします。
・ダメな園長の特徴は?
・よい園長になる方法
よい園長になるには、見本となる良い園長の元で働くことが近道です。
その道筋を今回の記事で一緒に追っていきましょう。
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園長の仕事内容
まずはじめに、園長の仕事内容を大まかにみておきましょう。
①保育園の予算・資金の管理
経営を成り立たせる根幹である予算・資金管理は、園長の重大な役割です。
自治体からの補助金、人件費、毎月の経費など、お金についての全般の業務です。
予算組みや毎月の進捗管理には、大きな責任がともないますが、経理士やシステム導入などで負担を減らす保育園も増加中です。
②人員の配置・採用活動
人の配置や採用で、保育園の良し悪しが決まってきます。
その決定権を握るが園長先生であることを考えると、園を活かすも殺すも、園長の人事判断であると言い換えられます。
保育士の性格や適性をみて、最も効率の良い場所に配置します。
また採用活動では、保育士のポテンシャルを見抜く眼が必要になります。
③保育士の指導・管理
子どもと保護者が安心して過ごせるように、保育の質を高める指導・管理をすることも大切な役割です。
保育士が悩んでいる時は話しを聞き、技術が不足している場合は教え、間違えた時は指導し、というように、その場に合った導きが必要となります。
『口先だけの指示』『思いやりのない指導』『パワハラ』などを繰り返せば、保育士は去って経営は成り立たなくなるでしょう。
④安全・衛生の管理
絶対に事故を起こさないという強い気持ちのもと、安全・衛生の管理を行います。
事故が起きれば一瞬ですべてが不幸になってしまいますので重要です。
園内外の施設をすみずみまでチェックし、子どもが口に入れる物もチェックし、安全を確かめます。
⑤保護者対応の最終責任
なにごとも最終的な責任は園長にあり、保護者とのトラブル対応の責任者も園長です。
クレーム処理や行事での保護者対応、子育て相談など、あらゆる場面で保護者を納得させられる度量も必要になってきます。
そのため、ある程度の年齢と経験がものを言う場合もあり、若い園長先生が苦労することもあるでしょう。
⑥外部とのコミュニケーション
保育園の外交官となることも、園長の役割のひとつです。
行政・自治体に補助金の手続き業務をおこなったり、会議に出席したりします。
また、地域との交流をはかり、地域での安心を高め、より運営をしやすくしていくことも大切です。
⑦書類や会議などの業務
書類の確認や、会議への出席など、事務的な業務も園長はこなす必要があります。
指導計画の資料、保護者へのお知らせ資料などのほとんどは、園長自ら確認します。
また、園の内外で行われる会議への出席もあるため、事務的な作業も効率的にこなしていかないと、時間がなくなりがちになります。
園長に求められるものは?
次に園長に求められるものをみていきましょう。
①経営状況を把握する力
私立の法人の場合、保育園の経営状況を把握する力が求められます。
全ての活動は、お金がかかります。
予算計画をたて、収入はいくらか、支出がいくらか、借入負債はいくらかなどの状況を把握しておく必要があります。
小規模園の場合、園長が全部行っている保育園も有りますが、規模が大きい保育園では、担当経理を付けたり、外部の経理士を使ったりもします。
②長期的なビジョンと熱意
長期的なビジョンがないことは、ゴールの無いマラソンを走るのと同様です。
『どのような保育園にしたいのか』『保育事業を通じて何を成し遂げたいのか』のビジョンを保育園の内外に示していく必要があるのです。
このビジョンは、単に表面だけの美しい言葉だけでなく、経営者の人間観や人格からにじみ出たものである必要があります。
その熱意が保育士や子どもにも伝達され、やりがいにあふれた楽しい保育園を実現する力になります。
③誠実なコミュニケーション
誠実さを根幹にしたコミュニケーションの力も重要です。
誠実とは相手の話をよく聞き、約束を守ることです。
従業員はじめ、どの人間にも誠実に接することで、リーダーとしての信頼を得ることができるでしょう。
④人を育て指導していく力
現場の保育士には、さまざまなタイプの人間がいます。
経験の浅い新人保育士、プライドの高いベテラン保育士、肩身を狭くしている保育補助などです。
その状況に合わせ指導し、人を育て問題を解決する指導をしていくことが、安定した経営につながっていきます。
『人なくして組織なし』で、人がすべての根幹ですから。
⑤冷静な判断
保育園では毎日、予想も出来ないような問題が発生します。
そのたびに園長が冷静な判断を失い感情的になれば、現場がますます混乱してしまいます。
子ども、保護者、保育士、地域の人など、ありとあらゆる方面に気を配り、適切な対応を取れるようになるには、普段の人間性が大事になります。
問題が起きた時だけでなく、平常時から準備をし、よりよい人間になることを心がけましょう。
ダメな園長の特徴
次にダメな園長の特徴を見て、反面教師にしていきましょう。
①熱意やる気がない
熱意やる気のない園長は、エンジンの壊れた車と同じで、なんの役にも立ちません。
その場しのぎの立ち回り、うわべだけの言葉、無責任な言動などであらわれます。
そのような園長では、学べることは無いので、早めに立ち去るのが賢い選択です。
②資金管理がザル
常に資金ぐりがきびしく、資金管理がザルな人もダメな園長です。
車に例えると、ガソリンが無い車のようなものです。
現在の資金状況を把握しながら、将来の資金の出入りを予測し、資金不足にならないように管理していく必要があります。
③すぐに感情的になる
すぐに感情的になる園長は、現場の保育士を疲弊させ、パフォーマンスを低下させます。
想定外のことが起きる保育業務の中で、そのたびに感情的になれば現場保育士も戸惑い、信頼関係もなくなります。
感情が優先する原因は、人間的な未熟さにあり、改善が難しい場合は、退職を検討する必要もあるでしょう。
④公平性がない
『公平性がない』ということは、『えこひいきをする』ということです。
好き嫌いで判断することが多く、『好きな人は評価が高い』『人により態度がちがう』などの行為に現れます。
誰かをひいきすることは、誰かを粗末にあつかうことなので、組織をこわす行為なのです。
⑤上から目線で偉そう
『園長=えらい』という幼稚な発想で、傲慢な態度の人もダメな園長先生の特徴です。
他人に厳しく、自分には甘いという特徴もあり、人を平気でキズつけます。
こんな園長のもとは、早く退職しないと時間のムダです。
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よい園長になるための道筋作り
よい園長になるためには、よい園長の元ではたらくことが最適です。
尊敬できる園長のもとで、よい園長になるための養分を吸収させもらいましょう。
反対にダメな園長の元ではたらくことは、あなたの人生の時間のムダ使いになります。
なぜならダメな園長は、他人から搾取することしか考えていないからです。
搾取される前に、尊敬できる園長がいる保育園へ転職しましょう。
転職エージェントを利用する場合、使いやすさなら保育士バンク、人間関係の良い求人なら保育エイドもありですよ。
まとめ:園長に求められるものとは?
さいごにまとめです。
園長に求められるもの
よい園長になるには、よい園長の元ではたらくことが一番大切です。
よい園長のもとで働くことは、その園長のすべてを吸収できるからです。
反対に、園長に恵まれていないと感じるなら、今すぐにでも退職した方が良いでしょう。
なぜなら、貴重な人生の時間の大きなロスになるのですから…
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