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30代は、人生のターニングポイントと言われています。
保育士も30代になると、下記のような理由で「もう辞めたい…」と考える人もいるでしょう。
・仕事の責任が重く疲れた…
・結婚出産で生活環境が変わった…
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「保育士を辞めたい…」と30代が悩む理由
まずはじめに、30代が保育士を辞めたい…と悩む理由を見ていきましょう。
①給料が上がらない
以下のように、保育士の給料は、同年代の女性と比較して低い傾向があります。
30代保育士:358万円 (女性全体平均:377万円)
40代保育士:381万円 (女性全体平均:403万円)
50代保育士:405万円 (女性全体平均:431万円)
30代保育士の年収358万円は、月給約23万円+ボーナスという感じで、手取りにすると月給約18万円ほどですね…
上記のデータから、保育士は同年代の女性と比べて、年収が約20~30万円低いことも分かります。
参考資料:厚生労働省-令和元年賃金構造基本統計調査
②職場の人間関係がキツイ
30代に限らず、保育士で人間関係に悩む人は、本当に多いですよね…
・周りの先生との関係
・保護者との関係
どこに行っても人間関係の悩みはありますが、なるべく人間関係のよい職場をえらぶことで、悩みの大部分はなくなるものです。
▼関連記事
どうにかしたい保育士の最悪な人間関係…人生変わる考え方のコツは?
③仕事量が多すぎる
30代保育士の退職原因のひとつとして、仕事量が多いこともあげられます。
サービス残業、休日出勤、持ち帰り仕事など、頑張ってこなしている人もいますが、30代になれば、あまり無理もできません。
「家庭との両立が難しい…」「こんなにやっても給料が安い…」「保育士にやりがいが感じられなくなった…」とメンタル的に疲れ、退職してしまうのです。
④家庭の環境が変化した
30代は、家庭の状況に変化をむかえる人が多く、働き方を変える人はたくさんいます。
・出産や育児
・親の介護
・配偶者の転勤
とくに子育てをしている30代は、育児をしながらフルタイムでの仕事に困難を感じますよね…
⑤保育士を続けるのが疲れた
30代になり、10年近く保育士を続けていると「もう続けるのが疲れた…」と思う人も多くいます。
担任や主任として、毎年大きな責任を持つことが、大きなプレッシャーになりますよね。
そのため「もっと気楽にはたらきたい」と思うものです。
30代で保育士を辞める場合の考えるべき現実
次に、30代で保育士を辞める場合の考えるべき現実をみていきましょう。
①30代から未経験業種への転職は厳しい
保育士を辞めたい…と悩み、30代から未経験の異業種へ転職を考えている人もいるでしょう。
しかし、30代から未経験の異業種への転職は厳しいと言えます。
なぜなら、同じ未経験の場合でも、若くて融通が効きやすい20代が採用されやすいからです。
ただ、介護職やサービス業など人不足の業界では、未経験の人が採用されやすい職種もあります。
また営業職はプレッシャーもありますが、未経験からでも始めやすく、成績しだいでは大きく稼げます。
いずれにしても、未経験業種にチャレンジするなら、粘り強さと覚悟が必要でしょう。
▼関連記事
保育士からの転職先ランキング~異業種への転職~
②家族への配慮が必要
20代独身のころは、自分の好きなことを自由に楽しめた人も多いでしょう。
しかし30代になると、家庭を持ったり、両親も年を取ってきたりします。
そのため、転職するにも家族への配慮が必要になり、自分だけの都合で転職ができなくなるのです。
③簡単に転職を繰り返せない
・次の就業先が見つかりにくい
・就業先に足元をみられる…
・新しい職場になじみづらい
このような理由から、30代は簡単に転職を繰り返せない現実があります。
20代よりも、より慎重に転職を考える必要があるのです。
30代で保育士を辞めたい人の選択肢
次に、30代で保育士を辞めたい人の選択肢をみていきましょう。
①異業種へ転職する
待遇面などを考えて、保育士から異業種への転職を検討している人もいるでしょう。
しかし前述のように、30代で異業種への転職は、ハードルが上がります。
それでも、以下の業種では求人数も多く、30代でも転職もしやすいと言えるでしょう。
・接客業(エステ・飲食など)
・営業職
・運送ドライバー
未経験で苦労することを考えると、今の保育士としての経験を活かして、保育業界内での転職をした方が、良いかもしれませんね。
②保育士の経験を活かして転職
保育士の資格や経験を活かして転職する選択肢もありますよね。
時間的に余裕があり、責任も軽くなり、体力もラクになるような働き方が出来るとよいですね。
おすすめは、派遣保育士+副業です。
派遣保育士は、責任職に付かないので残業が少なく、副業をする時間も作りやすいです。
副業が上手くいけば、月に5万円くらい稼げるようになり、生活も変わってくるでしょう。
関連記事:保育士が副業のハンドメイドで、毎月いくら稼げるのか?
もう1つおすすめは、企業内保育所と院内保育所です。
・行事も少ない
・残業も少ない
・給料は高めの園が多い
このような企業内保育所や院内保育所の求人が気になる人は、保育バランスを利用してみましょう。
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関連記事:院内保育所はキツイのか?
関連記事:企業内保育所はメリットたくさん!公私の充実で幸せな保育士に。
③保育業界で転職する
30代まで保育士を頑張ってこられた方には、やはり保育業界内での転職が有利です。
・人間関係が良く楽しく働ける
・残業が20時間も減った
優良保育園へ転職すれば、このように変わることも現実的です。
異業種で未経験からはたらくよりも、30代は経験を生かして、別の保育園で働く方が良いでしょう。
まずは、求人をみるところから始めてみて下さいね。
30代保育士が転職に失敗しないポイント
では次に、30代保育士が転職に失敗しないポイントをみていきましょう。
①転職の目的をはっきりさせる
・収入アップをはかりたい
・体力的に余裕ある仕事をしたい
このように、転職の目的をハッキリさせることが大切です。
転職の目的が分からなくなると、自分を見失い、転職後の後悔につながります。
②アピールポイントを明確にする
これまでの保育士としての経験を、どのように活かしていけるか、あなたのアピールポイントを明確にしていきましょう。
そして、あなたのアピールポイントを通じ、応募先の職場でどのように生かせるかを考えておくことが大切です。
③条件にこだわり過ぎない
30代で転職が上手くいっていない人の原因のひとつに、条件にこだわり過ぎていることが挙げられます。
転職により、あれもこれも叶えたいという気持ちも分かりますが、高望みしすぎると失敗する可能性が高まります。
あなたの希望に優先順位をつけて、転職エージェントと相談しながらすすめるのが良いでしょう。
④企業研究を綿密にする
入社後のミスマッチを避けるため、応募企業の業界や社風を十分に研究することが大切です。
入社後に後悔することがないよう、転職アドバイザーやWEB・本などから、あらゆる情報を集めましょう。
自分が納得いくまで、調べ考えることが大切ですよ。
⑤「30代歓迎」の求人をチェック
「30代歓迎」の求人をチェックすることで、採用率がぐんとUPします。
その他、「未経験歓迎」「研修制度あり」「ママさん歓迎」など、あなたの状況に合った求人も探してみましょう。
また、このような文言がない求人でも、転職エージェントに調査依頼をすれば、応募先のニーズを調査してもらえます。
無料なので、上手に活用していきたいですね。
⑥転職エージェントの情報を活用する
30代の転職で失敗しないためには、転職エージェントの活用が欠かせません。
転職エージェントには、ハローワークにはない、以下のようなメリットがあるからです。
しかも、これらは全部無料で利用できますよ。
保育業界内での転職
異業種への転職
30代で未経験職種への応募は難しいと感じる場面も多いかもしれません。
それでも、異業種への転職を目指すなら、以下のエージェントが良いでしょう。
30代保育士が転職エージェントを上手に活用するコツ
では実際、転職エージェントを上手に利用する方法を見ていきましょう。
①転職希望の時期を伝える
転職エージェントは、あなたの転職希望時期をもとに、逆算してスケジュールを考えます。
「すぐにでも転職したいのか?」「年度末に転職したいのか?」など、転職希望時期を明確にしておきましょう。ただし「良い求人があれば転職したい」など、相談だけでもOKですよ。
②希望の条件をまとめておく
あなたの希望が具体的であればあるほど、あなたに合った求人を紹介してもらえます。
・希望するお給料は?
・通勤時間はどのくらいまでOK?
・園長の人柄や、園の雰囲気は?
・保育理念や保育方針は?
・残業時間や、残業代は?
③自分の意思表示をはっきりする
エージェント担当者が紹介する求人に対し、あなたの希望に合わない場合は、断ることも大切です。
あなたは、担当者の意見をすべて受け入れる必要はありません。希望に合わない場合は遠慮せずに、自分の意思表示をしましょう。自分の人生の責任は、自分でしか持てないですから。
④面接対策をお願いする
転職エージェントは、応募先の保育園に合った面接対策をしてくれますよ。
また、面接のスケジュール交渉もしてくれますので、ぜひ利用しましょう。
転職において、面接はいちばん大切な部分。エージェントは多くの転職者の面接対策をしてきたので、多くのノウハウを持っていますよ。
⑤企業に聞きずらい点を聞いてもらう
自分では直接聞きにくいことも、エージェントを通して聞いてもらえば問題ありません。
残業や福利厚生など、園に直接聞くと「待遇ばかり気にして…」と思われないか心配ですよね。そんな聞きにくい部分は、エージェントを使って聞いてもらいましょう。
⑥給与交渉をしてもらう
画像参照元:キララサポート保育
転職エージェントは、給与交渉のノウハウを持ってますので、自分で交渉するより効果的です。
面接の時、給与交渉は自分でもできます。でも交渉を失敗すると、あなたの評価を下げてしまうことも…。しかしエージェント担当なら、上手に交渉して給与アップにつなげてくれる可能性が高まりますよ。
⑦円満退職のアドバイスをもらう
エージェントは円満退職の秘訣もアドバイスしてくれます。
「円満に退職させてくれないかも…」そんな悩みも、転職エージェントに相談すれば、よい方法を教えてくれますよ。
これらのサービスが全部無料で利用できるので、まずは簡単登録からはじめてみて下さいね。
まとめ:30代で「保育士を辞めたい…」と悩んだら、いったん冷静になろう!
最後にまとめです。
30代で保育士を辞めたいと悩む場合、次の進路えらびは大切です。
いちばんのおススメは、保育士の経験を活かしながら、あなたにもっと合った保育園を探すこと。
もしくは、同じ保育業界内での転職が、あなたにとって一番良い選択でしょう。
もし異業種への挑戦を希望される場合は、強い覚悟を持ってのぞむことが必要になります。
ただ、ひとりひとり、家庭の状況や身体の調子も異なると思います。
これまでの経験を活かし、あなたがいちばん幸せになる道を選んで下さいね!
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