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「もう退職する!」と決めたのに、なかなか言いづらい…と悩む保育士さんも多いと思います。
退職を言い出す時「引き止められるのがイヤだ…」「周りに迷惑をかける…」などで不安になり、言いづらいものですよね。
そこで今回は、保育士が退職を言いづらい理由と、上手に退職を伝えるコツを紹介いたします。
今回の記事を参考に、スムーズな退職を目指していきましょう!
そもそも保育士が退職したい原因は?
そもそも、保育士が退職したい原因は何なのでしょうか?
①人間関係が悪い
保育士の退職理由でいちばん多いのは、人間関係です(東京都保育士実態調査)
その理由は…
・長い時間を一緒の過ごす
・女性が多い閉鎖的な環境
・さまざまな価値観の人が集まる
このような理由でストレスをためて「退職したい」と考える保育士がたくさんいます。
でも、職場での人間関係にはコツがあります。
気になる人は、下記記事も参照にして下さいね。
関連記事
どうにかしたい保育士の最悪な人間関係…人生変わる考え方のコツは?
②保育士に向いてないと感じる
「子どもは好きだけど、保育士に向いてない気がする…」
こんなふうに悩んで、退職を考える人も多くいます。
・仕事でミスが続き自信がない…
・子どもを守るプレッシャーが大変…
・周りとのコミュニケーションがツラい…
新人さんなら、時間の経過とともに、自信を付けられるでしょう。
しかし3年以上保育士をやっても、どうしても向いてない気がする…という人もいると思います。
そんな人は、2つの選択肢を考えてみましょう。
1つ目の選択肢…別の保育園に転職
「保育士に向いてない…」と悩むのは、今の保育園があなたに合ってない可能性が高いです。
世の中には、本当に多くの保育園があるからです(全国約3万施設)
そのため、あなたが生き生きと働ける環境の保育園も必ずあります。
2つ目の選択肢…異業種に転職
「もう保育士はやりたくない…」
こんなふうに悩むなら、異業種への転職もアリですね。
ただし異業種へのチャレンジは、年齢的なカベを考慮しながら、保育士の経験を活かせる業界を選ぶのがコツです。
保育士から異業種へのチャレンジに興味がある人は、下記記事も参照下さい。
関連記事
【これならできる】保育士からの転職先ランキング~異業種への転職~
③仕事量が多すぎる
仕事量が多すぎて、保育士を辞めたくなる人もいますよね…
・持ち帰り仕事が多くてプライベートがない…
・休日も仕事をしている…
いつもこんな状況だと、辞めたくなって当然ですよね。
今後も改善の見こみがないなら、退職を考えるしかありません…
身体を壊してしまいますから。
④給料が安すぎる
給料が安すぎて、退職を考える保育士さんも多いことでしょう。
・同級生との格差を感じる…
・贅沢してないのに貯金ができない…
こんなふうに悩む人もたくさんいることでしょう。
保育士のお給料は年々上がっていますが、他の業種と比較しても、まだまだ低いのが実情です(令和2年賃金構造調査)
しかし保育園により、お給料に大きな差があるのも事実です。
同じ仕事内容でも、お給料には大きな差が出てしまうのです。
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⑤保育園と方針が合わない
保育園と方針が合わずに、退職したい保育士さんもいますよね…
自分のやりたい保育ができないことは、ストレスがたまるものです。
保育園側も経営があるので、運営の利益を考えるのは当然です。
しかし、子ども一人一人とじっくり関わりたい保育士も多く、葛藤がある人もたくさんいるのです…
⑥個人的な事情
個人的な事情で、保育士を辞めたいと考える人もいるでしょう。
「結婚・出産・育児」「介護」「配偶者の転勤」「心身の不調」
辞める事情はさまざまですよね。
本来、個人的な事情での退職は自由です。
しかし人手不足の保育園では、引き止めたり、圧力をかけたりしてくる施設もあるのです…
保育士が退職を言いづらい理由
次に、保育士が退職を言いづらい理由を見ていきましょう。
①引き止められる
あなたが退職を切り出せば、たいていの園長や主任は、あなたを引き止めますよね。
・あなたには期待しているの
・後任が決まるまで待ってほしい
心の優しい人ほど、このような引き止めに弱いものです。
強い気持ちがなければ、退職も言いづらくなるでしょう…
②年度途中で辞めにくい
年度途中で、周りに迷惑をかけるので、退職を言いづらい…という保育士もたくさんいます。
たしかに円満に退職するには、年度末での退職がベストです。
しかし労働者の権利として「退職の自由」は、民法に保障されています。
そのため、どんな保育園であろうと、年度末での退職は違法ではありません。
年度途中での退職について詳しく知りたい方は、下記記事も参照下さいね。
年度途中での退職は迷惑でない理由!なるべく円満に退職する方法は?
③上司の反応が怖い
上司の反応が怖く、退職を言いづらいと悩む人も多いですよね…
・無責任すぎるんじゃない!?
・周りの先生の迷惑も考えたら?
・あなたなんてどこに行ってもダメよ!
このようなことを、強い口調で言われることを考えると、退職を言いづらくなります。
ただ、脅してくるような相手は、自分の利益しか考えていません。
あなたのことは、1㎜も考えていないのです。
なので、強い気持ちをもって対応するしかありませんね。
保育士が上手に退職を伝える方法
では次に、保育士が上手に退職を伝える方法を見ていきましょう。
①引き止められにくい退職理由
保育士が上手に退職を伝えるためには、引き止められにくい退職理由が大切です。
引き止められにくい退職理由とは、保育園側が立ち入ることができな個人的な理由です。
具体的に…下記のような理由です。
・家族から反対を受けている
・配偶者が転勤になった
もし「残業がきつい」「給料が低い」などの不満を退職理由にすると、「不満を解消するから辞めるな」という話しになりますので…
円満に退職できるのであれば、多少話しを作っても構いません。
円満退職できる退職理由について、詳しく知りたい方は、下記記事も参照下さい。
保育士が辞める理由で嘘をついても大丈夫?引き止められない退職理由
②直属の上司に時間を取ってもらう
退職の意思が固まったら、直属の上司に時間を取ってもらいましょう。
ここでのポイントは、直属の上司を飛ばして、直接園長に話さないこと。
また、休憩時間などに話すのではなく、きちんと時間を取ってもらって話すことです。
③退職の気持ちは強くもつ
前述のように、退職の意思を伝えると、上司からの強い引き止めがあるでしょう。
そのため、あなたも強い気持ちをもって対応することが必要です。
もし気持ちが弱くなれば、引き止められて、辞めることが出来なくなります…
とくに性格が優しい人は、必要以上に相手のことを考えてしまいます。
しかし、自分の人生を大切にすることを優先し、強い気持ちでのぞみましょう!
④相手を立てる
退職を伝える時、相手を立てることも大切です。
もし「辞めるのは保育園側の原因!」という気持ちがあれば、相手側もあなたに強く当たるからです。
あなたが相手を立てれば、相手のメンツを守ることができ、スムーズに退職できる可能性が上がります。
⑤辞める時期を上司と相談する
退職の意思を示すときに、退職の希望日も述べます。
そして、退職が了承されれば、退職の期日についても上司と相談しましょう。
年度末までの勤務を求められるケースもあると思います。
しかし「家庭の都合上、最大限〇月末まで」など、勇気をもって期限を示しましょう。
退職の1ヵ月~2か月前に伝えられれば、常識の範囲内です。
もし下記のような人は、退職代行のサービスを使うのもアリです。
・上司とは話もしたくない
・もう1日たりとも職場に行きたくない
3万円ほどの費用は発生しますが、退職代行のサービスを利用すれば、合法的に即日退職ができます。
気になる人はこちら公式サイト>>「辞めるんです」
退職とセットで考えておきたい転職活動
退職とセットで考えておきたいのが転職活動です。
ここでは、退職~転職のスムーズな進め方を見ていきましょう。
①在職しながら転職活動がベスト
退職を考えたら、在職中から転職活動を始めておきましょう。
なぜなら、在職中から転職活動を始めることで、余裕をもって転職先を決められるからです。
転職はタイミングと縁です。
あなたが転職したい時に、あなたに合った良い求人があるかどうかがポイントです。
そのため、在職中から求人をチェックしておくことで、あなたのチャンスが広がるのです。
②先に転職先を決めるのもOK
在職中に転職活動を始めて、先に転職先を決めるのもOKですね。
先に転職先が決まれば、退職を伝える時にも余裕が持てるからです。
また「大変申し訳ありませんが、次の職場が決まっております」と言えば、非常に説得力のある退職理由になります。
その意味でも、やはり在職中から転職活動をしておくのが良いですね。
③転職サービスを活用すればスムーズ進む
そうは言っても…やっぱり退職を上手に進めるのは、難しいですよね。
そんな時は、転職サービスに相談してみましょう。
転職サービスは、求人を紹介してくれるだけでなく、上手な退職の方法もアドバイスしてくれます。
これまで何人もの保育士の、退職と転職を見届けてきた経験があるからです。
もちろん全部無料です。
上手に活用して、スムーズな退職を目指しましょう!
まとめ:強い気持ちを持って退職を進めよう!
最後にまとめです。
退職を決めたのに、なかなか言い出しづらい保育士さんもいることでしょう。
引き止められたり、周りへの迷惑を考えると、まじめな人ほど、退職しづらくなるものです。
でも、あなたの人生は、あなた自身で決めていくしかありません。
保育園や周りの人は、あなたの人生に責任を取ってくれないからです。
今回の記事を参考に、強い気持ちを持って、退職を進めて下さいね。
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