企業内保育所はメリットたくさん!公私の充実で幸せな保育士に。

保育士の職場
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・企業内保育所が良いってウワサだけど…
・実際はデメリットもあるでしょ?
・どうやったら入職できるの?
最近、増えつつある企業内保育所。
待遇も良く時間の都合もつけやすいイメージもありますが、実際はどうなのでしょうか?
今回の記事では、企業内保育所のメリット・デメリットを紹介いたします。
また、企業内保育所に勤務したい方に、どのようにしたら働けるのかも書いていきますね。

企業内保育所の種類3つ

企業内保育とは、企業が自社の社員とその子どものために開いている保育所のことです。

2016年のデータでは、全国に約4500か所、入所児童約7万3000人います。

これは、院内保育施設も含みますが、近年はますます増加傾向です。

保育所がある街の様子

種類は、大きく分けて3つです。

①事業所内保育所(認可保育所)

国から定められて基準をクリアし、自治体から認可を受けている保育所です。

自治体からの助成金も得て、企業社員の子どもだけでなく、近隣住民の子どもも保育します。

②企業主導型の保育所

認可外保育所ですが、国からの助成金が出ます。これは平成28年に内閣府の新制度により、 待機児童の解消のために定められた制度によります。

また、他の企業と合同での保育や、地域の子どもたちを保育するかなど、自由に決定が可能です。

③認可外保育所

企業内保育所の中でも、内閣府の基準を満たしていない施設は、認可外保育所にふくまれます。
高い基準を満たす必要がない為、より自由な運営が可能ですが、助成金はでません。

企業内保育の特徴4つ

疑問を持つ女の子

では次に、企業内保育所の特徴を見ていきましょう。

①みんなが喜ぶ施設
②保育内容は?
③働く場所と時間
④保育児童の年齢

①みんなが喜ぶ施設

企業の施設ですが、経営者・従業員・近隣住民・保育士のみんなにとって嬉しい施設です。

・経営者にとっては、社員の満足度や生産性があがり、離職率も下げられます。

・従業員にとっては、子育て中でも安心して長く働くことができます。

・企業の同僚にとっては、出産後すぐにメンバーが戻るので助かります。

・保育士にとっては、通常より好条件で働ける場が多いでしょう。

 

②保育内容は?

基本的な保育内容は、通常の保育所と変わりないですが、企業の独自ルールがあるケースもあります。

・行事は少なめ
・クラスが無いので担任制がない
・残業や持帰り業務は少なめ
・1人1人とじっくり関われる

なんだかとても良さそうじゃない?

③働く場所と時間

企業内保育所は、オフィス内や工場の敷地内など、企業施設内もしくは付近にあります。

働く時間は、従業員の人が働く時間に合わせますが、企業によっては夜勤があることもあります。

 

④保育児童の年齢

一般的に0歳~3歳くらいまでのこどもの保育が中心ですが、保育所によりさまざまです。

3歳児以上は、地域の保育所に通うケースが多いですが、中には小学校に上がっても、学童として預かる保育所もあります。

 

企業内保育所のメリット5つ

微笑む女の子と子猫

では次に、企業内保育所のメリットを見ていきましょう。

①給与が一般保育園より高め
②福利厚生が充実している
③土日休みが多く、残業が少ない
④子ども1人1人と向き合える
⑤保護者が近い

①給与が一般保育園より高め

企業の規模にもよりますが、月給22万前後が相場で、都心の大企業であれば月給27万円なども可能です。

また正社員保育士であれば、月給の2~4か月ほどのボーナスの支給がある企業も多く、高収入を目指すならおすすめの転職先です。

②福利厚生が充実している

企業の一般従業員と同じ福利厚生を利用できるケースが多く、大企業ほど充実しています。

交通費や有休取得はもちろん、社宅の利用や家賃補助、保養所、退職金など、企業によりさまざまです。

③土日休みが多く、残業が少ない

企業内保育所があるような企業だと、土日休みや週休2日のケースが多く、残業も少ない傾向です。

また保育所の行事もほぼなく、持ち帰り仕事や書類作業なども少ないので、ムリなく続けられます。

④子ども1人1人と向き合える

アットホームな雰囲気で少人数の子どもを預かるので、子ども1人1人と向き合えます。

書類作業や行事の準備が少ないので、その分1人1人と関われる時間も増えますよね。

⑤保護者が近い

同じ会社内に保護者がいるで、子どもに何かあった時の保護者のお迎えなどの対応もスムーズです。

子どものケガや病気の時、連絡がつきやすいと安心ですよね。

 

企業内保育所のデメリット4つ

では次にデメリットも見ておきましょう。

①企業内ルール優先
②施設が狭い
③通勤しにく場合もある
④保育士としてのキャリアアップはしにくい

①企業内ルール優先

企業内ルールで、仕事内容や労働時間が変わる場合があります。

また企業の業績次第では、保育施設が閉鎖になるなんてこともありますが、どこの保育園でも閉鎖になるリスクはあるので、仕方のないことですね…

②施設が狭い

「園庭がない」「保育室がせまい」など、一般保育園と比べて施設面で劣ることが多いです。

その分、外遊びは近くの公園などに行く場合、毎回の準備やの負担も大きくなるでしょう。

また、交通事故や不審者への対策なども、気も使いそうですね。

③通勤しにく場合もある

保育所があるような大企業は、都心にあることも多く、満員電車に揺られて通勤というケースもあるでしょう。

都内のビル群のおしゃれな会社で働きたい方には良いですが、そうでない方は、通勤の労力もよく考えて選択して下さいね。

④保育士としてのキャリアアップはしにくい

企業内保育所は小規模であるため、行事やクラス担任がなく、集団での保育スキルが身につきません。

そのため、一般の認可保育園に転職しようとした場合、キャリア不足で役職に付きにくいケースもあるかもしれません。

その反面、小規模保育園には転職しやすいと言えますよ。

 

企業内保育所で働く方法

女の子と子猫

大企業の保育所は給与が高く、福利厚生もしっかりしているため、人気があり倍率も高いです。

そのため応募が出るとすぐに決まってしまうので、根気よく求人を探し続ける必要があります。

しかし、在職中で忙しい人は、常に求人情報を追いかけられません。

そこで、転職エージェントに登録をしておくと、希望の求人が出たら連絡をもらえるだけでなく、企業の情報も集めてくれるのでとても便利です。

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企業内保育士はメリットが大きく、今注目されている働き方の1つなので、気になる人はぜひチャレンジしてみて下さいね。

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