・仕事量は多いのに給料が安い…
保育士は、こんなふうに悩みがちですよね。
せっかく子どもが好きで保育士になったのに、ボロボロになって辞めてしまう人も多く見かけます。
しかし、あなたらしく輝くために、保育士の経験や資格を活かして働くことも大切です。
そこで今回の記事は、保育士の資格を活かせる企業への転職を紹介します。
「今のままじゃダメだ…」「もうすぐにでも保育士辞めたい」と悩む人は、ぜひ参考にして下さいね
保育士の資格を活かせる転職【一般企業】
はじめに、保育士の資格を活かせる転職【一般企業】をみてきましょう。
①一般企業の事務職(オフィスワーク)
保育士だけでなく、オフィスワークの代表である事務職は、女性に人気があります。
このような特徴は魅力的ですよね。
保育士として、書類作成などコツコツと仕事をこなすのが得意な人は向いているでしょう。
会社独自のルールやシステムを覚え、柔軟に対応することが大切です。
お給料は、未経験から始めて「税込み18~25万円」が一般モデルです。
待遇・社風・残業代など会社によって差が大きく、自分に合った雰囲気の企業を選ぶことが大切です。
しかし、未経験から始める場合、不採用になることも多く、ガマン強く挑戦することが重要です。
②一般企業の総合職(セールス)
続いて、一般企業の総合職です。
求人数はいちばん多く「法人営業」「個人営業」「企画営業」など、職種はさまざまです。
③保育士の転職サポート会社
続いては、転職を目指す保育士さんのサポートをする企業です。
「転職エージェント」「転職コンサルタント」などと呼ばれており、保育士と保育園のマッチングをお手伝いします。
このようなメリットがあるので、元保育士からは人気がある職種ですが、求人案件が少ないのがデメリットです。
スタートは年収350万円くらで、成績やキャリア次第で、年収600万円ほども十分可能ですよ。
④子ども用品の企画会社
子ども用品の企画会社も、保育士の転職先として人気があります。
具体的には「子ども服」「ベビー用品」の企画・生産管理・販売促進などの仕事です。
例えば、東京浅草に本社をがあるC社は、下記のような求人内容を出しています。
残業 月20時間
年休 120日
年収 400万~550万(経験により)
未経験から始める場合、覚えるコトも多く大変ですが、保育士としての経験は会社内で頼りにされるでしょう。
求人数が少ないのがデメリットですが、リクルートキャリアのような転職エージェントに登録しておき、求人が出たら連絡をもらうようにしておくのが良いですね。
⑤サービス業
飲食、ホテル、エステ、ブライダルなどのサービス業も、保育士の転職先として有力です。
「お客様のため」というホスピタリティが大切なので、保育士の経験は活かせます。
待遇は、保育士と同じくらいと考えて良いでしょう。
労働時間も長く大変な仕事ですが、自分の好きな仕事でしたら、やりがいを持って働けますね。
⑥幼児スクールの先生
続いては、幼児スクールの先生です。
保育士の資格と経験は重宝されます。
例えば、東京港区に本社をS社は、下記のような求人内容を出しています。
残業 月10~20時間
休日 週休2日、年間116日
月給 25万~50万円
賞与 1ヵ月~4か月(業績により)
ここは、早稲田・慶応など、難関小学校への進学を目指す幼児スクールです。
親御さんからのプレッシャーもありますが、保育士の資格と経験は有利になりますよ。
これらの未経験業種への挑戦は、転職エージェントの利用が必須です。
とくにおススメなのはリクルートキャリアで、未経験での転職や第2新卒の転職を中心にサポートしてくれますよ。
保育士の資格を活かせる転職【保育関連】
次に、保育士の資格を活かせる転職【保育関連】をみていきましょう。
①保育施設の運営会社
次に、保育施設の運営会社も、保育士のセカンドキャリアとしては有力です。
仕事内容は保育園の「経理事務」「総務人事」「新規開園の準備」「保育士のサポート」などさまざまで、保育士としての経験を活かしやすいでしょう。
例えば、新宿に本社がある大手B社では、以下の内容で求人を出しています。
残業 月30時間
年休 113日
年収 400万~650万(経験により)
未経験からでもキャリアを積めば、年収500万円以上は可能です。
しかしこちらも、求人数が少ないので奪い合いです。
保育士バンクのような求人サイトに登録しておけば、希望の求人が出た時に連絡がもらえますよ。
②企業内保育所
企業内保育所は、企業の社員の子どもを預かる保育所ですね。
通常の保育園とはちがい、小規模で担任制がなく、1人1人の子どもと向き合うことができます。
また、一般の保育園のような大量の書類業務がなく、残業や行事も少ないのもメリットですよね。
企業内保育所の求人が気になる人は、企業内保育所の求人に特化した保育バランスを利用がオススメです。
関連記事:企業内保育所で働くメリット
③病院内保育所
病院内の職員の子どもや、入院中の親御さんの子どもを預かる施設ですね。
こちらも企業内保育所と同じく、小規模保育がメインで残業や持ち帰りが少ないのが特徴です。
病院という特性上、夜勤や休日出勤もありますが、給与が良い案件も多いので人気があります。
院内保育所の求人が気になる人は、病院内保育所の求人に特化した保育バランスを利用してみましょう。
④ベビーシッター
ベビーシッターは、保護者の留守中に、保護者の自宅で子どもを預かります。
キッズラインのようなサイトに登録し、自分のスケジュールに合わせて仕事を受けられます。
時給は自分で設定ができ、相場時給は1700円ほどですが、保育士や看護師の資格がある人は、時給2000円以上に設定している人も多くいます。
気になる人はキッズラインの無料説明会をのぞいてみて下さいね。
⑤児童クラブ(学童保育所)
学童保育所も、保育士の資格を活かして働ける職場です。
放課後から子どもを預かるため、午前中の出勤時間はゆったりめで、残業や持帰り仕事もありません。
また、保育士の資格があれば「放課後児童支援員」の資格を取ることができ、採用に有利なうえに給料アップも期待できます。
はじめての学童指導員のような、児童クラブ専門の転職サービスもあります。
プロフィールだけ登録しておけば、希望の求人が出たときに連絡がもらえるので、上手に活用しましょう。
⑥もっと良い保育園へ転職
さいごに、やっぱり保育士…というのもアリです。
ただし、今よりも好条件で、雰囲気も良い保育園ならですよね。
今の保育園で「もうイヤだ…保育士辞めたい…」と思っても、他に良い保育園はたくさんあります。
・人間関係が良く、雰囲気の良い職場
・残業がほとんどない
このような職場なら、保育士を続けても良いという人も多いでしょう。
今までの保育士のキャリアを育てるためにも、子どもが好きな人は、別の優良保育園を探すのは良い選択です。
【オススメ求人特集】保育士バンク
保育士が転職で考える3つの進路【メリット・デメリット】
保育士が転職を考えるとき、下記3つの進路が考えられます。
それぞれのメリット・デメリットをみてきましょう。
①保育士の資格を活かした転職
まず、保育士の資格を活かした転職のメリット・デメリットです。
経験を活かせるので、メリットは大きいと言えます。
②保育士から異業種への転職
次に、保育士から異業種への転職です。
メリットもありますが、デメリットもより大きくなりますよね…
③保育業界内での転職
次に、保育業界内での転職です。
自分に合った転職先を見つけるコツ
では次に、自分に合った転職先を見つけるコツを見ていきましょう。
①転職エージェントの活用
自分に合った転職先を見つける上で、転職エージェントの活用は大切です。
なぜなら転職エージェントには、企業情報・転職ノウハウ・代理交渉など、転職を成功させるためのあらゆるサービスが無料で受けられるからです。
さらに、応募の際は、履歴書の書き方・企業の内部情報・面接対策などのアドバイスをもらえるので、未経験でも心強いですね。
②やりたくない仕事の整理
これまであなたがやってきた業務のなかで「なんかイヤだな…」「興味が持てないな…」という仕事もあったことでしょう。
やりたくない仕事を消去法で整理していくことで、だんだんと自分に合った仕事が見えてくるようになります。
この方法は、とくに頭の中がぐちゃぐちゃに混乱している時に有効なので、試してみて下さいね。
③評価の高い仕事をふり返る
仕事の好き嫌いに関係なく、客観的な評価が高い仕事は、あなたに合っている可能性が高いと言われています。
あなたがこれまでにやってきた仕事内容で、上司や保育園からの評価が高かったことをふり返ってみましょう。
そこから次の仕事へのヒントを見つけるのも良いですね。
④経験やスキルをどう活かすか明確に
これまでの経験やスキルを、どう活かせるかどうか…も大切なポイントです。
新しい職場であなたが少しでも有利に働けるよう、いままでの経験が、どのように活かせるのかを考えましょう。
保育のスキルや知識が直接いかせなくても、コミュニケーションスキルや事務作業で活かせる場面もあるかもしれませんね。
今までの経験が活かせない、まったくの異業種への転職を検討ならば、それなりの覚悟が必要になるでしょう。
⑤希望する企業の業界を研究する
異業種を希望する場合はとくに、希望する企業・業界をよく研究しましょう。
企業研究・業界研究をすることで、自分に本当にマッチするかが分かり、志望動機にも深みがでます。
下記を理解した上で、「なぜこの業界なのか」「なぜこの企業なのか」を答えられると良いですね。
転職活動で活用すべきサービス
では実際に、転職活動で活用すべき、本記事おすすめの転職サービスを見ていきますね。
①異業種への転職サービス(リクルートキャリア)
リクルートキャリア(転職Shop) がおすすめです。
この転職サービスは、学歴・職歴は不問で、未経験者サポートの求人を集めているのがポイントです。
未経験者歓迎なので、後ろめたさを感じることもないし、イチからアドバイスももらえるので、異業種チャレンジには最適です。
使い方は簡単で、リクルートキャリア(転職Shop)からオンライン面談の予約をして、あなたの希望や興味を話して下さい。
その後、求人の紹介をもらったら、応募書類や面接の対策をしてもらいます。
あとは、やるのみです。もちろん完全無料です。
リクルートキャリア(転職Shop)の公式サイトを見てみる >
②保育関連の転職サービス(保育士バンク)
保育関連の転職なら、保育士バンクがおすすめです。
このサービスは、保育関連の中では最大級の求人数で、利用した保育士の評価も高いからです。
「多くの求人がある」ということは、それだけあなたに合った求人と出会う確率が高くなるということです。
こちらも利用方法は簡単で、公式サイトからあなたの希望条件を登録後、電話でのヒアリング相談を経て、求人を紹介してもらいます。
その後、希望に合う求人があれば、応募書類や面接の対策をしてもらいます。
こちらの完全無料なので、自分を変えたい人は、チャレンジして下さいね。
まとめ
今回は、保育士の資格を活かせる一般企業への転職を紹介させて頂きました。
いずれの会社に転職するにしても、じっくりと自分に合った企業を選ぶことが大切です。
それぞれの進路のメリット・デメリットをよく検討し、自分に合った選択をして下さいね。
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