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多くの保育施設は人手不足が深刻で、ギリギリの人員で運営されているのが現状ですよね…
そんな理由で、辞めたくても辞めさせてもらえない…と悩む保育士はたくさんいます。
退職の引き止めにあったり、周りの先生や子どものことを考えて、気軽に辞めるコトもできませんよね…
しかし、あなたが辞める決意をしたのなら、強い気持ちをもって進んでいくことが大切です。
そこで今回は、保育園を辞めたい保育士が、少しでも上手に退職・転職する方法を紹介します。
ぜひ参考にしてみて下さいね。
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保育士が辞めさせてもらえない理由
まずはじめに、保育士が辞めさせてもらえない理由を見ていきましょう。
①園長からの引き止め
保育園を辞めようとすると、たいていの場合は、園長から引き止めがありますよね。
園長が引き止める理由は「人手不足」で、保育園にとって不都合があるからです。
引き止められると、断りにくいもので、退職することを言い出せない人もいるでしょう…。
②周りの先生や子どもに迷惑
「私が辞めると周りの先生に迷惑をかける…」「年度途中で辞めると子どもたちに申し訳ない…」
このような想いから、辞めることを言い出せないこともあるでしょう。
しかし、自分の意思を貫くことは大切です。
とくに、今まで他人のために尽くしてきた人こそ、今度は自分のために行動しましょう。
③保育園の運営上の理由
「私が辞めると保育園の運営が出来なくなる…」「後任もいないので配置基準に足りなくなる…」
そんな想いから辞められない人もいるでしょう。
しかし、このような運営上の悩みは園長が考えるべきことで、あなたが心配することではありません。
あなたが保育園のことを心配しても、保育園は、あなたの人生に責任を取ってくれないのですから。
保育士が辞めさせてもらえない時の対処法
次に、保育士が辞めさせてもらえない時の対処法をみていきましょう。
①強い気持ちを確認する
まずは「必ず辞める!」という、強い気持ちが大切です。
園長は保育園の運営をかけて、あなたを必死で辞めさせないよう説得するでしょう。
園長の強い説得を振り切る強い気持ちを、再確認しましょう。
②引き止められにくい退職理由の準備
退職理由については、引き止められにくい退職理由の準備が大切です。
「家族の介護がある」「保育士以外の仕事をやりたい」など、保育園側が立ち入ることのできない理由が良いでしょう。
「残業がきつい」「給料が低い…」などの不満が退職理由の場合、「不満を解消するから辞めるな」という話になってしまいます。
引き止められない退職理由については、下記記事も参照してみて下さいね。
保育士が辞める理由で嘘をついても大丈夫?引き止められない退職理由
③引き止めにあった時の対処法
それでも園長は、あの手この手であなたを引き止めにくることもあるでしょう。
給料アップし待遇改善をするから続けなさい!
この手の給料アップの話しは、他の職員との給与バランスもあるので、安易に信じてはいけません。
「家族の事情でどうしても続けられません」「次の転職先が決まっております」などの理由で、キッパリ断りましょう。
新しい後任が来るまで待ってほしい
新し後任の先生は、いつ決まるのか分かりませんよね?そのため、このような引き止めも安易に受けてはいけません。
あなたの退職日時の調節ができる場合でも「何月末日まで」と期限を決めましょう。
「次の転職先の都合上、退職日の延長ができかねます」などの理由を添えましょう。
子どもたちが悲しんでもいいの?
子どもたちが悲しむ姿を想像するのは、保育士にとってツラいことですよね…
しかし園長は、あなたの子どもへの気持ちを利用して引き止めに掛かりますが、気持ちを切り替えなくてはなりません。
「子どもたちへの影響が少なくなるよう、最大限の配慮をいたします」と言って断りましょう。
年度末までは働くのが義務よ
どの保育園も、年度末の区切りを重要視していますが、必ず年度末まで働く義務はありません。
一度妥協して退職日を引き伸ばすことで、どんどんあなたは辞められなくなる可能性が高まります。
「家族の事情でどうしても続けられません」「次の転職先が決まっております」などの理由で、キッパリ断りましょう。
④転職エージェントと相談しながら進める
退職を進めるには「勇気と強い気持ち」が必要です。
「一人で進められる勇気がない…」という人は、転職エージェントに相談して進めましょう。
転職エージェントは、これまで数多くの転職者をサポートしており、あなたの気持ちを理解して上手な退職方法のアドバイスをくれますよ。
更に、あなたの希望に合った保育園も紹介してくれるので、ぜひ活用してみましょう。
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⑤2週間での退職は法律上OK
労働者の権利として、退職は自由にできます。
園長との話し合いが、どうしてもまとまらない場合、退職を申し出て2週間での退職は可能です(民法627条)
どんなに引き止められようとも、2週間後の退職であれば、法律上なんの問題ないコトは頭に入れておきましょう。
⑥即日退職なら退職代行を使用
「もう話もしたくない」「1日だって職場に行きたくない」という場合、退職代行サービスの利用もアリでしょう。
あまりおススメはしておりませんが、辞められない時の最終手段としてはアリです。
利用料金は4万円ほどが相場ですが、あなたがこのままブラックな環境で働き続けるよりは、ずいぶんマシです。
退職代行サービス:退職代行ガーディアン
⑦解決できなければ外部機関に相談
「どうしても退職を認めてもらえない」「脅迫やいじめを受ける」「給与を払わない」などのトラブルが発生した場合、法的な外部機関に相談してみましょう。
いずれも無料で、専門家が相談にのってくれますよ。
保育園を退職するまでの流れ
では次に、保育園を退職するまでの流れをみていきましょう。
①退職の意思と理由を伝える
はじめに、退職の意思を固めたら、園長に退職の旨と理由を伝えます。
直属の主任上司がいる場合は、先に主任上司に伝えます。
退職の理由で職場の不満は述べず、理由を聞かれたら、家庭の都合上など当たりさわりのない理由にしておきます。
②退職時期を決める
年度末での退職が望ましいですが、もちろん年度途中で退職しても問題はありません。
法律上は、辞める意思を示したのち2週間後には退職できますが、2-3ヵ月前、もしくは遅くとも1ヵ月前に伝えれば常識の範囲内です。
退職の時期に関して、もめる場合もあると思いますが「家庭の都合上、最大限〇月末まで」など、勇気をもって期限を示しましょう。
③退職届を出す
退職の日時が決まったら、主任上司or園長に退職届を退出します。
退職理由は「一身上の都合」でもOKですが、パワハラやいじめなどが退職原因になっている場合、「一身上の都合」と書かないようにしましょう。
「一身上の都合」が理由の場合、自己都合退職と認定さて、失業保険の給付がおそくなります。
そのため、保育園に問題があると思われる場合、退職理由は書かないでおきましょう。
▼関連記事
保育士がパワハラでやめたい時の対処法~退職前に知るべきこと
④引継ぎ
退職日が決まったら、スケジュールを立てて業務を引き継ぎします。
なるべく周りの先生が困らないような配慮をしていきましょう。
⑤周りへのあいさつ
お世話になった先生方へのあいさつは、きちんと行います。
人間関係が原因で辞める場合でも、お互い協力して仕事をした仲間としての礼儀は大切です。
また、保護者や子どもたちへの伝え方は、保育園と相談して決めて下さいね。
先走って、一部の保護者にだけ伝えてしまう…なんてことはNGですよ。
保育園を辞める前の注意点
では次に、保育園を辞める前の注意点をおさらいしておきましょう。
①強い気持ちを持つ
まずなにより「辞める」強い気持ちをもちましょう。
退職の意思を示すと、保育園側は、あの手この手であなたを引き止めるはず。
しかし、いちど示した辞意は、絶対に覆してはいけませんよ。
②引き止められにくい退職理由にする
退職理由は、引き止められにくいものにしましょう。
「お給料」「人間関係」「労働時間」など、保育園への不満を理由にすると、「改善するから辞めないでOKでしょ」ということになります。
そのため、「家族の介護」「他のやりたい仕事が決まった」など、保育園が立ち入りできない理由が良いえしょう。
③バックレで辞めるのはNG
なにも連絡せずに、バックレるように辞めるのはNGです。
保育園側が困るだけでなく、あなたも後に困ることになります。
「どうしても保育園に行きたくない…」というような場合、退職代行ガーディアンのようなサービスを利用しましょう。
4万円ほど費用がかかりますが、保育園に行かずに即日で退職ができますので、相談してみて下さい。
▼関連記事
保育士のバックレは危険…すぐに退職したい場合どうする?
④次の転職先を決めておくのがベスト
「保育士を辞められない」問題を解決するために、次の転職先を決めてしまうのがベストです。
次の職場が決まってしまえば、メンタル的に余裕も出るし「絶対に〇月までに辞めないといけない」という気持ちで行動ができます。
今の保育園に在職しながら、新しい転職先を探す場合、転職エージェントに登録しておきましょう。
あなたの希望条件を登録しておけば、忙しいあなたに代わって優良案件を無料で紹介してくれます。
使いやすさなら保育士バンク、人間関係の良い求人なら保育エイドもありですよ。
まとめ:辞める意思を強くもち、自分の道を拓こう!
さいごにまとめです。
あなたが保育園を辞めるのを引き止めるのは、全て保育園側の都合です。
保育園は、あなたの人生のことまでは考えてくれません。
そのため、あなたの人生は、あなた自身で考えて決める必要があります。
時に、後ろ髪がひかれるような思いになるコトもあるかもしれません。
しかし、新しいスタートをきる時は、いつだって痛みを伴います。
あなた自身のために、辞める時は、強い気持ちを持って臨んでいきましょう!
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