保育士の退職~言いづらい理由&上手に退職を伝える方法

保育士の退職~ 言いづらい理由と 上手に伝える方法 保育士の転職

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「もう退職する!」と決めたのに、なかなか言いづらい…と悩む保育士さんも多いと思います。

退職を言い出す時「引き止められるのがイヤだ…」「周りに迷惑をかける…」などで不安になり、言いづらいものですよね。

そこで今回は、保育士が退職を言いづらい理由と、上手に退職を伝えるコツを紹介いたします。

今回の記事を参考に、スムーズな退職を目指していきましょう!

 

そもそも保育士が退職したい原因は?

涙が止まらない女性保育士

そもそも、保育士が退職したい原因は何なのでしょうか?

①人間関係が悪い
②保育士に向いてないと感じる
③仕事量が多すぎる
④給料が安すぎる
⑤保育園と方針が合わない

①人間関係が悪い

保育士の退職理由でいちばん多いのは、人間関係です東京都保育士実態調査

その理由は…

・職場の人間関係は自分で選べない
・長い時間を一緒の過ごす
・女性が多い閉鎖的な環境
・さまざまな価値観の人が集まる

このような理由でストレスをためて「退職したい」と考える保育士がたくさんいます。

でも、職場での人間関係にはコツがあります。

気になる人は、下記記事も参照にして下さいね。

関連記事
どうにかしたい保育士の最悪な人間関係…人生変わる考え方のコツは?

②保育士に向いてないと感じる

「子どもは好きだけど、保育士に向いてない気がする…」

こんなふうに悩んで、退職を考える人も多くいます。

・園長や主任に「あなた向いてない」と言われた…
・仕事でミスが続き自信がない…
・子どもを守るプレッシャーが大変…
・周りとのコミュニケーションがツラい…

新人さんなら、時間の経過とともに、自信を付けられるでしょう。

しかし3年以上保育士をやっても、どうしても向いてない気がする…という人もいると思います。

そんな人は、2つの選択肢を考えてみましょう。

1つ目の選択肢…別の保育園に転職

「保育士に向いてない…」と悩むのは、今の保育園があなたに合ってない可能性が高いです。

世の中には、本当に多くの保育園があるからです(全国約3万施設)

そのため、あなたが生き生きと働ける環境の保育園も必ずあります。

2つ目の選択肢…異業種に転職

「もう保育士はやりたくない…」

こんなふうに悩むなら、異業種への転職もアリですね。

ただし異業種へのチャレンジは、年齢的なカベを考慮しながら、保育士の経験を活かせる業界を選ぶのがコツです。

保育士から異業種へのチャレンジに興味がある人は、下記記事も参照下さい。

関連記事
【これならできる】保育士からの転職先ランキング~異業種への転職~

③仕事量が多すぎる

仕事量が多すぎる

仕事量が多すぎて、保育士を辞めたくなる人もいますよね…

・毎日夜遅くまでサービス残業…
・持ち帰り仕事が多くてプライベートがない…
・休日も仕事をしている…

いつもこんな状況だと、辞めたくなって当然ですよね。

今後も改善の見こみがないなら、退職を考えるしかありません…

身体を壊してしまいますから。

④給料が安すぎる

給料が安すぎて、退職を考える保育士さんも多いことでしょう。

・手取り16万円はキツイ…
・同級生との格差を感じる…
・贅沢してないのに貯金ができない…

こんなふうに悩む人もたくさんいることでしょう。

保育士のお給料は年々上がっていますが、他の業種と比較しても、まだまだ低いのが実情です(令和2年賃金構造調査)

しかし保育園により、お給料に大きな差があるのも事実です。

同じ仕事内容でも、お給料には大きな差が出てしまうのです。

 

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⑤保育園と方針が合わない

保育園と方針が合わない

保育園と方針が合わずに、退職したい保育士さんもいますよね…

自分のやりたい保育ができないことは、ストレスがたまるものです。

保育園側も経営があるので、運営の利益を考えるのは当然です。

しかし、子ども一人一人とじっくり関わりたい保育士も多く、葛藤がある人もたくさんいるのです…

⑥個人的な事情

個人的な事情で、保育士を辞めたいと考える人もいるでしょう。

「結婚・出産・育児」「介護」「配偶者の転勤」「心身の不調」

辞める事情はさまざまですよね。

本来、個人的な事情での退職は自由です。

しかし人手不足の保育園では、引き止めたり、圧力をかけたりしてくる施設もあるのです…

 

保育士が退職を言いづらい理由

次に、保育士が退職を言いづらい理由を見ていきましょう。

①引き止められる
②年度途中で辞めにくい
③上司の反応が怖い

①引き止められる

あなたが退職を切り出せば、たいていの園長や主任は、あなたを引き止めますよね。

・今辞められたら本当に困るの
・あなたには期待しているの
・後任が決まるまで待ってほしい

心の優しい人ほど、このような引き止めに弱いものです。

強い気持ちがなければ、退職も言いづらくなるでしょう…

②年度途中で辞めにくい

年度途中で、周りに迷惑をかけるので、退職を言いづらい…という保育士もたくさんいます。

たしかに円満に退職するには、年度末での退職がベストです。

しかし労働者の権利として「退職の自由」は、民法に保障されています。

そのため、どんな保育園であろうと、年度末での退職は違法ではありません。

年度途中での退職について詳しく知りたい方は、下記記事も参照下さいね。

年度途中での退職は迷惑でない理由!なるべく円満に退職する方法は?

③上司の反応が怖い

上司の反応が怖く、退職を言いづらいと悩む人も多いですよね…

・今退職するなんて子どもたちが可哀そう!
・無責任すぎるんじゃない!?
・周りの先生の迷惑も考えたら?
・あなたなんてどこに行ってもダメよ!

このようなことを、強い口調で言われることを考えると、退職を言いづらくなります。

ただ、脅してくるような相手は、自分の利益しか考えていません。

あなたのことは、1㎜も考えていないのです。

なので、強い気持ちをもって対応するしかありませんね。

 

保育士が上手に退職を伝える方法

保育士が上手に退職を伝える方法

では次に、保育士が上手に退職を伝える方法を見ていきましょう。

①引き止められにくい退職理由
②直属の上司に時間を取ってもらう
③退職の気持ちは強くもつ
④相手を立てる
⑤辞める時期を上司と相談する

①引き止められにくい退職理由

保育士が上手に退職を伝えるためには、引き止められにくい退職理由が大切です。

引き止められにくい退職理由とは、保育園側が立ち入ることができな個人的な理由です。

具体的に…下記のような理由です。

・親の介護が必要になった
・家族から反対を受けている
・配偶者が転勤になった

もし「残業がきつい」「給料が低い」などの不満を退職理由にすると、「不満を解消するから辞めるな」という話しになりますので…

円満に退職できるのであれば、多少話しを作っても構いません。

 

円満退職できる退職理由について、詳しく知りたい方は、下記記事も参照下さい。

保育士が辞める理由で嘘をついても大丈夫?引き止められない退職理由

②直属の上司に時間を取ってもらう

退職の意思が固まったら、直属の上司に時間を取ってもらいましょう。

ここでのポイントは、直属の上司を飛ばして、直接園長に話さないこと。

また、休憩時間などに話すのではなく、きちんと時間を取ってもらって話すことです。

③退職の気持ちは強くもつ

笑顔の女性

前述のように、退職の意思を伝えると、上司からの強い引き止めがあるでしょう。

そのため、あなたも強い気持ちをもって対応することが必要です。

もし気持ちが弱くなれば、引き止められて、辞めることが出来なくなります…

とくに性格が優しい人は、必要以上に相手のことを考えてしまいます。

しかし、自分の人生を大切にすることを優先し、強い気持ちでのぞみましょう!

④相手を立てる

退職を伝える時、相手を立てることも大切です。

もし「辞めるのは保育園側の原因!」という気持ちがあれば、相手側もあなたに強く当たるからです。

あなたが相手を立てれば、相手のメンツを守ることができ、スムーズに退職できる可能性が上がります。

例「これまでお世話になった皆様に、ご迷惑をかけるようで大変申し訳ありませんが、家族の介護が必要になり、〇月末をもって退職させて頂きたく思います。」

⑤辞める時期を上司と相談する

退職の意思を示すときに、退職の希望日も述べます。

そして、退職が了承されれば、退職の期日についても上司と相談しましょう。

年度末までの勤務を求められるケースもあると思います。

しかし「家庭の都合上、最大限〇月末まで」など、勇気をもって期限を示しましょう。

退職の1ヵ月~2か月前に伝えられれば、常識の範囲内です。

 

もし下記のような人は、退職代行のサービスを使うのもアリです。

・どうしても言いづらい
・上司とは話もしたくない
・もう1日たりとも職場に行きたくない

3万円ほどの費用は発生しますが、退職代行のサービスを利用すれば、合法的に即日退職ができます。

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退職とセットで考えておきたい転職活動

退職とセットで考えておきたいのが転職活動です。

ここでは、退職~転職のスムーズな進め方を見ていきましょう。

①在職しながら転職活動がベスト
②先に転職先を決めるのもOK
③転職サービスを活用すればスムーズ進む

①在職しながら転職活動がベスト

退職を考えたら、在職中から転職活動を始めておきましょう。

なぜなら、在職中から転職活動を始めることで、余裕をもって転職先を決められるからです。

 

転職はタイミングと縁です。

あなたが転職したい時に、あなたに合った良い求人があるかどうかがポイントです。

そのため、在職中から求人をチェックしておくことで、あなたのチャンスが広がるのです。

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②先に転職先を決めるのもOK

在職中に転職活動を始めて、先に転職先を決めるのもOKですね。

先に転職先が決まれば、退職を伝える時にも余裕が持てるからです。

また「大変申し訳ありませんが、次の職場が決まっております」と言えば、非常に説得力のある退職理由になります。

その意味でも、やはり在職中から転職活動をしておくのが良いですね。

③転職サービスを活用すればスムーズ進む

そうは言っても…やっぱり退職を上手に進めるのは、難しいですよね。

そんな時は、転職サービスに相談してみましょう。

転職サービスは、求人を紹介してくれるだけでなく、上手な退職の方法もアドバイスしてくれます。

これまで何人もの保育士の、退職と転職を見届けてきた経験があるからです。

もちろん全部無料です。

上手に活用して、スムーズな退職を目指しましょう!

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まとめ:強い気持ちを持って退職を進めよう!

保育士笑顔の大切さ

最後にまとめです。

退職を決めたのに、なかなか言い出しづらい保育士さんもいることでしょう。

引き止められたり、周りへの迷惑を考えると、まじめな人ほど、退職しづらくなるものです。

 

でも、あなたの人生は、あなた自身で決めていくしかありません。

保育園や周りの人は、あなたの人生に責任を取ってくれないからです。

今回の記事を参考に、強い気持ちを持って、退職を進めて下さいね。

 

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