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保育士が保育園を辞めたいと思う原因の1つに、園児の怪我があります。
『危ないなぁ~』と思いつつ、ほんの一瞬だけ目をそらしたスキに頭をぶつけ泣いている、なんてこともありますよね。
そうなると、子どもの手当をしながらパニックになり、どうやって責任取ろうかと考え、家に帰っても食事も出来ないなんてことにもなりかねません。
もちろん、何も怪我なく子どもを保護者にお返しできるのがベストですが、そのために安全な部屋に子どもを閉じ込めておくわけにもいかず、危険は常に隣り合わせです。
そこで今回の記事では、安全には配慮しつつも、もし子どもに怪我をさせてしまった場合の正しい対処法とマインド設定を紹介させて頂きます。
・子どもを怪我させた場合の正しいマインド設定
・保育園を辞めた方が良い場合
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園児の怪我で保育士を辞めたくなるケース
『自分が見ていたのに、園児を怪我させてしまった』
耐えられないほどツラい気持ちになり、保育士を辞めたくなる場合もあると思います。
事実、保育園での子どもの怪我は常に身近にあり、2018年内閣府の調査で、年間1641件の事故、9件の死亡が報告されています。
それでは具体的に、辞めたくなるケースを見ていきましょう。
参考資料:保育施設等における事故報告集計
①子どもへの罪悪感
可愛い子どもに怪我で泣かせてしまい、子どもへの罪悪感にさいなまれる時、『保育を辞めた方がよいのかしら』となってしまいます。
また『自分がそばにいながら、怪我を防げなかった』など、自分への自信も喪失してしまい、保育士を続ける自信もなくしてしまいがちです。
こんな自信喪失の状態が続くと、保育士を辞めたくもなりますよね。
②保護者からの責任追及
子どもがケガをした場合、保護者のへの説明と謝罪は必須です。
保護者により、状況を理解して許してくれる場合と、小さなケガでも許されず叱責を繰り返す保護者もいます。
さらには、他の保護者へのうわさ話しとして広まり、周りから偏見をもって見られることもあり、非常につらい立場になります。
こんな状況だと、辞めたくもなりますよね。
③上司や園長からの責任追及
上司や園長への怪我の報告はマストですが、責任追及や叱責がひどいと、保育士を辞めたくなります。
あなた自身も後悔の念でいっぱいの上に、さらに叱責が加われば、傷口に塩を塗られるようなものです。
当然、園児の身近にいたあなたの責任もあるでしょうが、保育園全体の責任でもあるでしょう。
辞めたくもなりますが、自分自身を責めすぎてはいけません。
子どもを怪我させた場合の保育士の対処法
次に、子どもが怪我をしてパニックにならないよう、対処法をおさらいしておきましょう。
②応急手当や救急車手配の判断対応
③主任・園長への報告
④保護者への報告
子どもに怪我をさせた保育士のNG対応
①虚偽報告
嘘の報告や隠し事は、しないようにしましょう。
正しい状況を淡々を報告することで、怪我ののちの対応や、あなたへの信頼度の回復につながるからです。
『虚偽の報告により子どもの怪我が悪化した』なんてことは、避けたいです。
②無断退職
子どもを怪我させてしまい、園長や保護者から責任追及され、すぐに無断で退職したい気持ちも分かりますが、いったん落ち着きましょう。
無断退職で辞めるデメリットは、はかり知れないです。
③1人で抱え込む
全部自分で抱え込んでも、状況は良くなりません。
むしろ、あなたのメンタルを壊し、悪い状況に進んでいくことでしょう。
状況を全部話し、園全体で対処していくことに意義があります。
1人で抱えこみ、責任のなすりつけは、事態解決の本質からはずれる行為です。
自分を責めすぎないで、自分が出来ることを!
子どもに怪我をさせ、保護者に責められ、園長に叱られ、自分で自分を責める・・・
保育士を辞めて、しばらく部屋に引きこもっていたい。ということもありますよね。
でも、子どもの怪我は100%あなたが悪いことですか?
①100%あなたの責任ではない
子どもの怪我が発生する原因は、主に3つに分類できます。
②子どもの不注意
③保育園の体制問題
あなたの責任範囲外のことで悩み過ぎることは、よくありません。
●子どもが突然走り出し、滑り台に衝突したのはあなたの責任ですか?
●園庭に大きな穴があり、園児がつまずいて転んだのは、あなたの責任ですか?
●人員体制が不十分で、目が行き届かなかった可能性はありますか?
このように、あなたの責任範囲と、あなた以外の責任範囲を、自分の中で明確にしていって下さい。
②100%怪我は防げない
毎日毎日、無傷で綺麗に、保護者からお預かりしたお子さんをお返しすることは難しいです。
一瞬も子どもから目を離さないことが不可能である以上、100%の怪我は防げません。
批判する保護者もいるかもしれませんが、多少のかすり傷なんかは、なんの心配も要りません。
保護者への説明と謝罪は必要ですが、外で元気に遊べば、キズくらいできます。
大切なことは、致命傷になる怪我や事故を避けることです。
小さな怪我を把握しながら、大きな事故を防ぐためのケアと予測をしていくことが重要です。
関連記事:保育園で子どもに怪我をさせてしまったら?
保育園を辞めた方が良い場合
あなたが誠心誠意をもって対応しても、状況が改善せずに、メンタル的に追いこまれる場合もあるでしょう。
メンタル的に追いこまれ、保育園を辞めた方がよい場合を考えていきましょう。
②精神的なダメージが大き過ぎる
①保育園のサポートがない
園長から責任をなすりつけられたり、保護者からの叱責のフォローが何もないなど、保育園のサポートが無い場合は、退職転職を検討したほうがよいです。
『自分の身を守ることしか考えていない園長』と割り切り、事が落ち着いたのち、さっさと転職しましょう。
関連記事:私の保育園の園長は頭がおかしいの?
②精神的なダメージが大き過ぎる
罪悪感できもちがいっぱいになり、食事も睡眠もままならない状態になった場合、うつの症状も考えられますので、専門医に相談した方がよいでしょう。
今後のあなたの人生を考えて、転職や退職休息も考えてみて下さい
保育園を辞め転職する時のサポート
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