・周りの先生の話しは聞いるのに、私の言葉は子どもに届かない…
とくに経験の浅い保育士さんで、こんな悩みを抱えている人は多いものです。
しかし、ちょっとした話し方のコツをつかめば、あなたの言葉で子どもたちを惹き付けることができます。
そこで今回の記事では、子どもの興味を惹き付け、話しを聞く雰囲気を作るコツを紹介いたします。
あなたに合う方法を取り入れて、レベルアップしてみましょう!
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保育士の話し方のコツ【子どもを惹きつける話し方】
まずはじめに、子どもを惹きつける話し方のコツをみていきましょう。
①声に抑揚をつける
声に抑揚をつけて話すことで、子どもを惹きつけやすくなります。
抑揚がない単調な話し方だと、楽しそうに聞こえず、子どもは興味を示してくれません。
子どもは、楽しそうな雰囲気がある方に興味を示すので、抑揚をつけて楽しそうな雰囲気を演出してみましょう。
②話しは短く、分かる言葉で
子どもが先生の話しを聞ける集中力は、1分もないでしょう。
長い文章や難しい言葉でダラダラと話しが続くと、子どもの関心は、他の楽しそうなことに移ります。
話しは短く、1文も短く、分かる言葉で話すことを、心がけましょう。
③子どもに答えを求める
保育士の先生が、一方的に話したいことだけを話すと、子どもの心の中には入っていきません。
いちばん大切なのは、子ども自身が理解し、行動できるようになること。
子どもに問いかけ答えを求めることで、子どもが自ら考え、自分の意志で行動できるようになります。
自分の満足だけで終わらないように注意したいですね。
④事前にワクワク感を持たせる
先生の話しで、いきなりルールを決められたり、指示が下されたりするば、子どもは不満を持ちやすくなります。
これからどんなことをやって、その結果どんなふうになるのか、事前にワクワク感を持てるようにすることが大切です。
楽しいことが目の前にあると、子どもたちは興味を持ち、次の行動に移りやすくなります。
⑤子どもの名前を呼びながら話す
子どもは「先生に注目されたい」という気持ちをもっているため、名前を呼びながら話すのも効果的です。
「いつ自分の名前がよばれるかな?」と期待しながら、先生の話しに耳を傾けるでしょう。
保育士の話し方のコツ【雰囲気作り】
次に、子どもが話しを聞く雰囲気を作るポイントをみていきましょう。
①子どもに合わせた楽しみを提供
「楽しそう」「ワクワクする」というところに、子どもたちは集まってきます。
保育士が各年齢の子どもに応じて、楽しみを提供していけば、子どもは自然とこちらを向きます。
どの場面で、どんなことをすると効果的か、いろいろ試してみましょう。
②クラスのリーダーを取り込む
クラスのリーダー的な子が落ち着かないと、クラス全体が落ち着かない…というケースもあります。
そんな時は始めに、クラスのリーダー的な子ども惹きつけるようにしましょう。
そうすることで、クラス全体が落ち着きやすくなるでしょう。
③保育環境を落ち着かせる
子どの興味関心は、すぐに移りやいです。
そのため、保育ルームの掲示物やおもちゃが整理されていないと、子どもたちの落ち着きもなくなります。
散らかった部屋だと仕事に集中できない…というのは、大人も同じですよね。
④ふだんから信頼関係を大切にする
子どもと信頼関係が出来てない雰囲気の中では、いざという時、話しを聞いてもらえません。
ふだんから子どもに寄り添い、一緒に遊んだりするなかで「先生は私のことを良く見てくれる」という信頼を築くことが出来れば、子どもをまとめやすくなるでしょう。
⑤保育士自身が楽しむようにする
保育士に不安や焦りの気持ちがあれば、その気持ちは、子どもにも自然と伝わります。
反対に、保育士自身が、子どもとの遊びや会話を楽しめている時は、自然と子どもを惹きつけられているはずですよね。
まずは、あなた自身が体調とメンタルを整え、子どもと全力で楽しめるようにすることが大切です。
関連記事:保育士が「子どもをまとめられない…」と悩む原因と解決方法
子どもをまとめられない保育士の話し方
次に、子どもをまとめられない保育士の話し方をみていきましょう。
①命令口調や上から目線
命令口調や上から目線の先生は、子どもを惹きつけられません。
命令や指示は、子どもの気持ちを考えず、自分の都合を優先した言動だからです。
子どもの気持ちを考え、思いやりのある言葉こそ、子どもをまとめ惹きつけるカギになるのです。
②声のトーンや表情が変わらない
声のトーンや表情が変わらない先生も、子どもを惹きつけられません。
子どもには、先生の話しを聞く義務や義理もないので、平坦でつまらない話しには、興味を示さなくなります。
子どもの反応を見ながら、声のトーンや表情を変えたりして、子どもを惹きつけてみましょう。
③「まとめよう」という意識が強すぎる
子どもたちを「まとめなきゃ!」という意識をもち過ぎると、みんなに同じ行動を要求して空回りします。
ひとりやふたり、よそを向いていたって、気にすることはありません。
完璧主義を捨てて「みんなで楽しみを共有しよう」という意識でのぞんでみましょう。
まとめ:話し方のコツをつかみ、レベルアップしよう!
周りは自分の鏡です。とくに子どもの反応は、素直で正直ですよね。
そのため、あなたの気持ちや話し方しだいで、子どもたちの反応も大きく変わってくるでしょう。
いろいろな不安や焦りもあると思いますが、試行錯誤しながらコツをつかんでいきましょう。
そしてあなたが保育士としてレベルアップし、しあわせな保育士となられることを願っております。
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