保育士が3ヵ月で辞める場合どうすればよい?再転職も不安…

保育士が3ヵ月で辞める場合 保育士の悩み

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今勤めている保育園を、3ヵ月で辞めるか悩んでいる…そんな保育士さんもいるでしょう。

子どもは可愛いけど「人間関係がツラい…」「仕事が覚えられない…」など理由はさまざまですよね。

しかし、3か月ほどで退職する場合、以下のような不安もあるでしょう。

・こんなに早く辞めて大丈夫なの?
・年度末まで我慢して続けるべきか…
・早期で退職したあと再転職が不安。

そこで今回、3ヵ月ほどで保育園を辞めるときに、考えるべきことを解説していきます。

また早期退職する場合の注意点も紹介いたします。

 

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そもそも、保育園を3ヵ月で辞められる?

保育園を3ヵ月で辞めることはできる?

結論、保育園を3ヵ月で辞めることは可能です。

法律的にも、退職日の2週間前までに申し出をすれば、いつでも辞められます。

とはいえ「保育園からどう思われるか?」というのは、また別の問題ですよね。

引き止められたり、年度末まで勤務を命じられたり…というケースもあるでしょう。

しかし、3ヵ月で辞めること自体に、法律上の問題はありません。

 

保育士が3ヵ月で辞めたくなる理由

保育士が3ヵ月で辞めたくなる理由

そもそも、入職後3ヵ月という早期での退職を考える理由は、どこにあるのでしょうか?

多くの理由は、自分のイメージと入職後のギャップです。

①職場の人との人間関係
②事前に確認した条件とちがう
③保育園の雰囲気が合わない

①職場の人との人間関係

新しい職場にどんな人がいるか…これは、入職前にわかりません。

入職直後の1~2か月は「まだ慣れないから…」と思いつつ、関係を良くしようと努力するものです。

しかし、3ヵ月目になると「これは絶対ムリだ」「この主任とは絶対合わない」と分かってくるものですよね。

そうすると、一刻も早く退職した方が良いと感じるものです。

関連記事:保育士が職場に馴染めない原因とデメリット

②事前に確認した条件とちがう

転職前に、面接や求人票で確認したはずの内容が、実際に就業したら全然ちがった…というケースです

・残業がサービスなんて聞いてない
・求人票に書いてある手当がない!
・面接で聞いた仕事内容とちがう

「この条件だったから転職したのに!」という、重要な条件がちがうと「ダマされた、もう辞めたい」という気持ちになりますよね。

③保育園の雰囲気が合わない

面接や見学では、保育園の雰囲気を感じ取ろうとしますよね。

しかし、実際に現場に入ると、雰囲気が合わない…と感じることもあるでしょう。

・職員同士の悪口や陰口が多い
・パワハラ的な上下関係がある
・ルールが厳しすぎる

など、自分のイメージと大きく異なった場合「早いうちに辞めた方がよい」と考えるようになるでしょう。

 

短期で退職するメリット&デメリット

短期で退職するメリット&デメリット

では、「こんなはずじゃなかった!」と早期で退職する場合、どんなメリットとデメリットがあるか、見ていきましょう。

①早期で退職するメリット

では始めに、メリットからです。

・合わない職場のストレスから解放される
・自分の気持ちを大切に生きられる

合わない職場のストレスから解放される

3ヵ月で辞めたいと思うような保育園は、今のあなたにとって、かなりのストレスになっているはずです。

今退職をすれば、少なくともそのストレスから解放されます。

我慢の先に見える未来があるのなら、我慢が大切なケースもあります。

しかし、我慢のための我慢や、我慢をしても何も未来が見えない場合、早めに見切りをつけた方が良いのです。

あなたの人生の時間は有限で、イヤなことに耐えているだけの時間はムダですから。

自分の気持ちを大切に生きられる

イヤな職場を辞めることは「自分の気持ちを大切に生きられる」というメリットがあります。

「もう無理、辞めたい」という気持ちを抱えたままでは、今の職場で前向きにはなれませんよね。

もし3ヵ月で辞めた後の転職活動は、厳しいかもしれません。

しかし「辞めたい」という自分の気持ちを大切にすることで、また前向きになれるなら、「辞める」という選択肢もよいでしょう。

 

②早期で退職するデメリット

次に、早期で退職するデメリットです。

・再転職で不利になるケースがある
・次は早期退職ができなくなる

再転職で不利になるケースがある

3ヵ月で辞めた経歴を履歴書に記入すると、採用側は、下記のような懸念を持つものです。

・また短期間で辞めてしまうのでは
・周りとの協調性がないのでは
・社会人として責任感がないのは

このような疑問をもち、書類選考で落とされるケースもあるでしょう。

また、面接では「なぜ3ヵ月で辞めたのか?」の質問に対して、採用者が納得いく説明をする必要もあります。

ただ「履歴書に書かなければバレない?」という思うかもあるかもしれません。

しかし、雇用保険に加入した履歴が残るので、調べられると分かりるので、注意が必要です。

次は早期退職ができなくなる

1回目の早期退職なら面接官も「そういうミスマッチもある」と納得してくれるかもしれません。

しかし、2回目、3回目と早期退職が続くと「本人に問題アリ」とみなされ、正社員での採用は厳しくなるでしょう。

そのため、次の転職先は、より慎重に選ぶ必要性が出てきますね。

 

辞めるか続けるか迷った時の判断ポイント

辞めるか続けるか迷った時の判断ポイント

3ヵ月で辞めることは、ストレスから解放されるというメリットがあるものの、デメリットも大きいものです。

そのような中で、辞めるか続けるか迷った時の判断ポイントを見ていきましょう。

①「年度末まであと〇か月」と思って頑張れるか?
②年度末まで頑張るために
③心身に大きな支障がないか?
④周りに頼れる人はいるか?

①「年度末まであと〇か月」と思って頑張れるか?

「年度途中の3ヵ月で辞めた保育士」と「年度末まで勤めた保育士」では、大きな差が生まれます。

年度末まで勤めることで、短期間で辞めるデメリットが解消され、今後のキャリアでのマイナスは無くなります。

「年度末まで、あと〇か月」と思って頑張れるなら、指折り数えて挑戦してみましょう。

 

②年度末まで頑張るために

ただ…年度末まで働き続けるにしても、相当のストレスがかかるはずです。

そんなストレスを少しでも和らげるために、転職活動を早め進めておきましょう。

転職エージェントに登録しておけば、在職中の忙しい中でも、優良求人が受取れます。

そして、来年度の転職先を早めに決めれば、今の職場でも、余裕を持って仕事ができます。

 

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③心身に大きな支障がないか?

・毎晩、寝られない…食事もできない
・毎日、なにをしてても憂鬱…
・身体に不自然な強い痛みがある

このような症状は、過度なストレスにより、あなたの心身が悲鳴をあげてるサインです。

すぐに退職を検討した方が良いでしょう。

自分を守れるのは、自分だけです。

無理せず、専門医に診てもらって下さいね。

④周りに頼れる人はいるか?

自己都合の理由で、3か月で辞める場合、失業保険をもらえるのは3ヵ月後からです。

そのため、貯金に余裕がない人は「両親など周りに頼れる人がいる」ことが大切です。

勢いで退職したのはいいけど、あとの生活に困る…というのは避けましょう。

 

3ヵ月で辞める場合、再転職時の注意点は?

話し合いをする女性

次に、3ヵ月ほどの早期で辞める時、再就職の注意点をみていきましょう。

①できれば次の転職先を決めてから辞める

すぐにでも辞めたい気持ちがあるかもしれません。

しかし、できれば次の転職先を決めてから退職するのがベストです。

勢いで退職し、焦って転職先を決めると、良いことはありませんから。

 

そして、在職中に転職先を決めれば、3ヵ月で退職するデメリットは帳消しにできます。

ただ、次の保育園も3ヵ月で辞めると、さらに次が厳しくなるので、気をつけて選びたいですね。

 

②面接で相手が納得できる退職理由にする

面接で退職理由を述べるとき、相手が納得できる理由が必要です。

前職の悪口を言うのはNGですが、客観的な事実は伝えてOKです。

「採用前に聞いていた条件と大きく異なり、法令違反になるほどだった…」などの理由であれば相手も納得しやすいでしょう。悪口でなく事実を述べます。

ただし、人間関係での退職理由は、本人の主観が入るため、避けておいた方が無難です。

 

どんなふうに面接をしたら良いか知りたい人は、転職エージェントに相談してみましょう。

あなたの悩みをヒアリングして、ベストな面接対策を考えてくれますよ。

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まとめ:3ヵ月で辞める場合でも、次の作戦を考えてから辞めよう!

解放される女性

最後にまとめです。

入職前の理想と現実とのギャップに悩み、3ヵ月で退職したい…と悩む保育士はたくさんいます。

ただ理想は、年度末まで勤務した方が良いことは確かです。

しかし「どうしても耐えられない!」「メンタル的におかしい…」などの場合は、早期退職することのメリットも大きいものです。

そしてもし早期退職するなら、「次の転職先を決める」「退職理由の対策をする」ことも大切です。

 

筆者は、2社目を3ヵ月ほどで退職し、次の転職先は8年間勤務しました。

そして8年間勤務したことで、前職の3ヵ月での早期退職は帳消しになりました。

今では、給料もアップし、人間関係も良くなり、人生が大きく変わりました。

2社目は、人間関係が合わず、毎日胃が痛かったです。

今思えば、3ヵ月での退職の決断をし、本当に良かったと感じています。

 

このように、思い切った決断が、のちの人生を変えていくことが多くあります。

今ガマンだけしている人は、リスクを取ってでも、チャレンジすることを考えてみましょう。

 

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